ロード系フロントシングルギア

今日は入荷がないので雑感の方向で。
今年はロードバイクも「フロントシングルがくるか?」の興味深い1年になりますよ。

ロードバイクのギア数はもともと「多段化」の道を歩んできたわけですが、フロントギアに関しては「フロントトリプル」と言われた3段変速は2000年中盤にでた「コンパクトドライブ」を境にしてゆるやかにシェアを落として現在では絶滅危惧種になっています。フロント変速がリア変速に比べてチェーン脱落のトラブルや変速自体に時間がかかってその間トルクを掛けられないことがひとつの要因となって、コンパクトドライブ&リアギア比のワイド化につながっていると推測しているわけですが…じゃぁフロント変速いらなくない?と言えば「そううまくいくわけがない」と思いますよね。

今年は世界を股にかけてロードレースを戦うプロコンチネンタルチームのなかで1チーム、フロントシングルで臨むそうです。
ギア比はこれから試行錯誤があると思いますが、使用中の選手は今のところ「大丈夫」と言っているそうな(w。
僕もグラベルロードからフロントシングル化をしたのですが、思った以上のメリットを感じています。いずれは通常のロードのほうもフロントシングル化したいなと。
最大のメリットは「変速の思考がクリアになること」。
下り~上り、上り~下りという状況がこまめに続くようなコースの場合、「いつフロント変速をするか?」が意外とストレスなんです。
多くの人は「なるべくアウターギアで行けるところは行って、上りが急になってきたらインナーに落とそう」とか「早めにインナーに落としておこう」とか考えますよね?
グループライドで見ていると、「フロントの変速忘れてない?」って声をかけることもしばしばあります。つまり重いギアのままで頑張ってるとか…。
変速が複数あるというのはギア比の幅や数の上では優位ですが、重くなったらギアダウン、軽くなったらギアアップという思考においてはとても不便なんです。変速に慣れて手足のように扱えると思っていた僕でも・・・フロント変速は今は余分…。

さて、これが定着するかどうかは今後のロードバイクの方向性を左右する・・・かもしれません。
僕は新し物好きですのでチャレンジもおすすめしますけどね(笑)。
とくに、変速に慣れないなと思う人にはお勧めです。ツーリングが主体で流行するのはとてもありだと思います。