メンテナンスのお仕事(ハンドル周りの調整)

オーバーホール作業の一環としてSTIレバーをいちど取外していますが、こういう時には元へ戻す作業も慎重になります。
ハンドル周りのセッティングは「わざとやっている」ケースと「落車や衝撃によるズレが出ている」ケースによって左右差があるケースが多いんですよね。
落車などの原因でSTIレバーがずれて取り付いているケースは多いのですが、なかなか「ハンドルを交換しましょう」と言う所まではでません。本当はした方が良いケースもありますけどね。そういう場合はなるべく躊躇なくお伝えするようにしていますが。


ハンドルセンターの出すための冶具も製作してもらったものがあり長らく使っていますが、1パターンにこだわらず数か所数パターンで確認していかないと。
「ここが絶対」という基準がないので幾つか多方面から見て中央値に寄せるという方法を取っています。
重要なのは「これがセンター」という押し付けよりも「センターに近い」「ライダーが違和感がない」と言うことです。
右と左の高低差や幅の違和感に悩んでいるライダーは意外と多いので。

今回はオーバーホール作業の中から抜き出して作業紹介してみましたが、気になる方へはカウンセリングの方式でハンドル周りの調整も実施しています。
どうぞご活用ください。

営業再開です&子供自転車も洗車しましょう。

本日こどもの日です。・・・と言うわけではないのですが、昨日は日本サイクルスポーツセンターに遊びに行ってきました。
約1名gruppoメンバーにお会いしましたが・・・もちろん彼はトレーニングのつもりだったのですが、入場までに4~50分ほど待つほどの長蛇の列だったのは予想外でした。せいぜい15分くらいかなーと思っていたのです。
僕は「レジャーで」サイクルスポーツセンターに入ったのはたぶん30年ぶりになります。いつもはレースやトレーニング、あるいは研修で来ていたのですが、遊ぶのは気楽ですね(笑)。
子供たちにMTBのコースで遊ばせようと思ったのが来るきっかけだったのですが、MTBに乗り慣れている子だとGW期間中などのコースに制限のある時は小学校低学年くらいで飽きてしまうかなとは思いました。レンタルバイクの整備状況ももうちょっと頑張ってほしい・・・とは思ったのですが、オリンピックに向けてMTBコースのレガシーになる場所として早く取り組んでほしいものです。


それはともかく、MTB走路は焼津の土と違って乾いているのにべったりとくっついてしまう土質で、持って行った自転車全てが天気が良くても土まみれ(苦笑)と言うことで今朝は仕事前に全部洗車しましたよ。
天候が晴れて暖かくなってきていたのでよかったなとは思いましたが、オーバーホール時と違って洗車は組立状態のままで水をかけていくので部品内部への水分が残らないようにすることに気を使っています。天候が良ければ日航と熱で水分蒸発も早いですし作業がしやすいですし。
子供の自転車は「自分の自転車じゃないし・・・」と言うことと乗る期間がどうしても成長に合わせて短いという気持ちがあるのでメンテナンス不足になりがちなところがありますが、お友達に譲ったり譲られたりするケースもありますし、特に子供は転倒に対して躊躇がない(変速機側でも平気で転びます)ということもあるので、こまめにメンテナンスをしてあげた方が自転車嫌いにならなくて済みますよ。

と、言うことでこどもの日ということもありますし洗車サービスだけでもどうでしょう?
キッズバイク(2700円~)、ロード(3780円~)承ります。

3月中のO/H予定について

3月に入りましてオーバーホールと新車の予定が徐々に埋まりつつ・・・たぶん(笑)。
と、言うのはまだ新車などの入荷タイミングが確定でていないものもありますので日程が前後します。3月中に入荷するものやこれからの注文などの分も含めて、準備はすすめておかなくてはいけないので、今月分に関してはオーバーホール作業は各週1台までにさせていただきます。すでに来週3月6日~12日(お渡し)までの分の予約をいただいていますので、13日~19日、20日~26日分の2台分のみ予約可能です。
ちなみにお預かり日程はそれ以前の日程でもかまいませんので、週末預りで週後半~週末お返しと言う形が一番多いパターンかと思います。

なぜ、オーバーホール作業だけ予約になるかというと、分解、洗車・洗浄~注油、組立て、調整・・・と新車の組立よりも作業がはるかに多いんです。一番時間がかかるのは洗車・洗浄の部分です。時々、通常の消耗品以外の部品が破損や摩耗しているケースもありますし、消耗部品の判定も増えてきますよね。
オーバーホールが必要なのか、通常メンテナンスだけでいいのか、あるいは消耗部品だけ交換していけばいいかの判断もご相談いただければ、説明しながら僕の判断をお伝えしています。

と、いうことでどうぞよろしくです。

チェーンリングも消耗品

せっかくのでチェーンリングについてもひとつ。

今回取替させていただいたチェーンリング(フロント歯)。
下にある歯はだいぶ先が尖っているように見えますね。
アウターの歯はそろそろ要交換の領域と言っていいかと思います。
寿命かどうかと言われると「まだ使えるじゃないか!」と言う人もいると思いますが、使ってもメンテナンスの頻度やそのほかのパーツの消耗度も増えてしまうので良いことは無いかと思います。

このフロント歯と接しているのがチェーンです。チェーンは通常はフロントチェーンリングよりもさらに消耗度が早いです。つまり、チェーンも交換して差し支えないレベルにある可能性もあります。
さらにチェーンは、リア変速機のプーリー、スプロケットとも接しているわけです。摩耗して適正な寸法や形状をとどめていないものは相手の部品を摩耗させてしまうのです。

ちなみに、こちらは新品。
一度使い始めると、新品がどのような状態だったのかを思い出すことがなかなか難しくなってきます。現在の部品の形状はより複雑になっていて、そのひとつひとつに意味を持たせているとなると変えた方が良いかどうかの判断がより難しくなってきていますね。ベテランの人はある程度の「距離」を目安にしますが、現代パーツの寿命は昔のパーツのそれとはまた変わってきていますからなかなか判断が難しい気もします。

もうひとつ。
ここ最近は、コンパクトドライブの影響が大きく、インナーギアよりもアウターギアの方がはるかに摩耗度が進んでいるケースが多いです。もともとアウターギアの方が摩耗は早いだろうとは予想できますが、それにしても差が大きすぎる場合があります。
そんな時に確認してみると、ほとんどのケースは「インナーを使っていない」と言うケースが目立ちます。もう少しまんべんなくインナーギアも使用してみたらと言うアドバイスもさせてもらうのですが・・・。