ハンドル交換しました。Deda superzeroの場合

もちろんお客様のです(笑)。
今回のハンドルはDEDA SUPERZERO ALLOY です。
DEDAは「外-外表記」なので400mmなのですが、通常では380mmと呼ばれるサイズとほぼ同じです。エアロ系(フラットな部分が翼断面形状の太い版のようになっています)では珍しく、400mm以下のサイズのハンドルを用意してくれているのは・・・ハンセンさんのおかげ?かどうかは知りませんが、せっかくならこのカーボンモデルもこのサイズを用意しておいてほしかったです(笑)。なぜならエアロ系のハンドルは重量が結構増えてしまいますからねぇ。

DEDAは通常のステムクランプ径(31.8 mm φ)と異なり、31.7mmφとややこしいのですが、そのおかげで必ずハンドルとステムはセットにすることになります。

近年はハンドルの形状もほぼ画一化してしまい、なぜ替えるのか?の意味合いが相対的に下がってしまったように思うのですが、それでもハンドル幅などのサイズの問題は重要ですし、このハンドルのようにエアロ系の形状を好む人もいます。このポイントは単にエアロ性能を求めているわけじゃなくて「握りやすさ」だったりするんですよね。僕もそうなのですが、つぶしが入っていることで指を引っ掛けるだけで握れるような感触がすきなんです。

それはともかく、ハンドル幅の問題。
「肩幅で決める」のはだいたい初期段階ですが、フィッティングやライディングの優先事項の関係で、それより幅広だったり幅狭だったりに交換するケースが増えてきています。
ライディングの優先事項で行くと、ダンシングなどのしやすさやバイクコントロールの容易さでは若干幅広を選んだ方が良さそうですし、空気抵抗の軽減や上体の支持のしやすさと考えるとむしろ幅狭を使う選択肢もでてきています。まぁ幅広~幅狭の関係はライディングに関わる諸条件がトレードオフ関係にありますので、気になる方はご相談くださいませ。

あ、ちなみにこちらはバーテープの入荷待ちになっています…(^^;

3月中のO/H予定について

3月に入りましてオーバーホールと新車の予定が徐々に埋まりつつ・・・たぶん(笑)。
と、言うのはまだ新車などの入荷タイミングが確定でていないものもありますので日程が前後します。3月中に入荷するものやこれからの注文などの分も含めて、準備はすすめておかなくてはいけないので、今月分に関してはオーバーホール作業は各週1台までにさせていただきます。すでに来週3月6日~12日(お渡し)までの分の予約をいただいていますので、13日~19日、20日~26日分の2台分のみ予約可能です。
ちなみにお預かり日程はそれ以前の日程でもかまいませんので、週末預りで週後半~週末お返しと言う形が一番多いパターンかと思います。

なぜ、オーバーホール作業だけ予約になるかというと、分解、洗車・洗浄~注油、組立て、調整・・・と新車の組立よりも作業がはるかに多いんです。一番時間がかかるのは洗車・洗浄の部分です。時々、通常の消耗品以外の部品が破損や摩耗しているケースもありますし、消耗部品の判定も増えてきますよね。
オーバーホールが必要なのか、通常メンテナンスだけでいいのか、あるいは消耗部品だけ交換していけばいいかの判断もご相談いただければ、説明しながら僕の判断をお伝えしています。

と、いうことでどうぞよろしくです。

タイヤ劣化のポイント(走行距離が少なくても起こりうる場所)

クロスバイクのタイヤ取替えをしました。
「サイドウォール部が擦れて穴が開いたようになっている」とお聞きしていたので予想はついていましたが、案の定・・・でした。走行距離が少なくても起こりうるタイヤ劣化による取替事例ということになりますね。

これは例えば、ブレーキシューがタイヤに擦れているとか、石に擦ったということではないです。経年劣化(時間が経っていわゆる風化した)とか、空気圧による膨張、日焼けによるUVなどの原因が大きいです。とくにこの「スキンサイド」と呼ばれているタイヤ全体を黒いゴムで覆っていないタイプで起こりやすい現象です。走行によって接地部が摩耗してのタイヤ交換だとなんとなく「良く乗ったなぁ」で済むのですが、接地部ではないのでなんとなく、「まだ乗れるかな?」と言う気分になりがちなんですよね。この現象が起きると、内部のタイヤチューブが外へ飛び出して来て、石などでカットしやすくなる、つまりパンクしやすさがけた違いにふえてしまうので気を付けてください。

この「スキンサイド」と呼ばれるタイヤの魅力はサイド部をゴムで覆わない分だけの軽量性と柔軟性にあるのではないかと思いますが、一方で「ビンテージっぽい」「雰囲気」もあることはわかります。わかっているんですが・・・良く乗るひとで、タイヤ交換をいとわないひとは良いですよ。耐久性を考えたらやはり黒タイヤの方をお勧めします。

まぁそんなわけで、メーカーさんにはこのタイヤでクロスバイク仕様は止めた方が・・・と言いたい所です(苦笑)。クロスバイクの使用目的から考えて、やはり走行性能よりも耐久性に重きを置いてほしいです。ましてやデザインてきな要件は・・・。

Wilier GTR SL 仮組中~1

Wilier GTR SLを組付中です。
ウィリエールはイタリア、トリエステ州に本拠を持つイタリア屈指のブランドです。すでに100周年を迎えていますから老舗でもありますね。2016年からはウィリエールの名をファーストスポンサーとするプロコンチネンタルチームが誕生してもいます。

まだ仮組中で、一部部品交換の検討に入っていますが、全体図。

レース使用を前提に組んでいきます。
フレーム重量が1㎏をちょっと割るレベルなので軽量級のフレームと言っていいと思います。
フレーム重量で600-700g台もあるにはあるのですが額が違うので、僕がレース用としてでもお勧めしているモデルの大半は1000g台が多いでしょうかね。ぎりぎり切るのであれば十分軽量級だと思いますし、大きくは重量的な違いを感じないでしょうね。だいたいフレームの重量的役割は1/8程度ですからね。


GTR SLは元々はグランツーリズモと言うモデル名で出ていて、グランフォンド向けと称されていました。その中のトップモデルと言う位置づけです。グランフォンドと言ってもイタリアでの扱いは「市民レース」と考えた方が良くて、日本でもニセコクラシックがUCIの認定グランフォンド(レース)になりました。「トレーニングもレースもこれ1台で」と言う市民レーサーにはちょうどいいはずです。(やっぱり丈夫だし。)
僕がこのフレームを気に入っているのはこのバック部分でしょうか。
衝撃吸収性を考えれば過度に太いバック三角は僕の好みではない(笑)。レースは短い距離でしかなくてもトレーニングの量を増やしていくとやはり疲労がたまりやすいフレームは不利な気がします。

グランツーリズモは意欲的にワイヤ内装に取り組み、一時期失敗作もあったのです(市場には極力出回らないように代理店の方で注意が払われた経緯があります)が、それらをバネにして今ではとても取り回しに優れたメーカー・フレームです。そういうメーカーは見た目も良いのです(笑)。

・・・と言うことでまだ仮組中です。
もう一度完成したらアップの予定です。しつこいようですが。
金曜日には試乗もちょこっとできるかなと。(まぁ、チェックのための試乗なんですが。)

昨日の続き:ハンドルを下げたい人へ

昨日、紹介したハンドルを下げると言うこと
手持ちの部品から無事に取り付けることができました。


一番下げると、このようになります。
フレームとヘッドセットの関係によってコンプレッションリングの高さ調整が必要です。
現物合わせでやるしかないのがこのトップキャップの泣き所ではあります。
一度お持ち込みをいただいて、調整してみて・・・追加部品がでるかもしれませんが。

僕がこのフレームを使用し始めた時は高さについては一番上の位置で調整することで問題がありませんでした。2年以上たって、今のトレンドや試行錯誤によってはこういうものを使って調整をする必要がでてきたということです。本来は元の位置がオーソドックスな位置ですし、ここまでハンドルを下げる必要性もないことが一般的なのですが、こういうセッティングが好みになると言う場合もあるわけです。実際にフィッターによってはまるきり正反対のことをおっしゃられるケースもあるようです(それに対応して!と言われて「え?」となるわけですが)。そのため、僕のフィッティングは様々なフォームを考慮したうえでだいたい中央値に持っていけるようなサイズ選びを基準にしています。「これが最終形」と言うポジションはないものだと考えてちょうどいいと思います。

巷で話題の・・・?

小さな部品。
なんだと思います?

Benefitと言う代理店が出しているオリジナルの商品でヘッドのトップカバーです。

ハンドルを限界まで下げるためのパーツですね。
使用前の写真が下にあります。
上の写真と下の写真でだいたい5mmではありますが、ハンドル位置を下げることができます。


僕のバイクは3㎜ほどカラーを入れて高さ調整をしているのですが、その下に入っているトップカバーが従来の「低い」カバーだったんですね。完成車の場合はむしろ「高い」カラーが入っていることが多く、中にはこうやって低くしたいと調整することもあるんです。

レース仕様のフィッティングだけでなく、ツーリング仕様であってもフレームサイズとの兼ね合いによってカラーが高い方がよかったり、低い方が良かったりが出てきます。僕の場合は、これ以上小さいフレームに乗ると言うことはハンドルの遠さが確保できなくなりますし、大きいフレームにすると今度はハンドル高さが困ると言う状況にあるので、こういった小物で微調整をしているわけです。
現在は、カーボンフレームの多くは各々に対してオーダーメイドで対応できるような状況ではないがゆえに小物って大切なんですよね。


ところで、ポン付けで交換できるかなと思ったら、内部に入っているコンプレッションリングの高さが高すぎて少々隙間が広くなりすぎるようでした。フレームとヘッドパーツの組合せによっては少々他の部品にも影響がでますので、ご要望の際はぜひバイクを持ち込んでご相談くださいませ。
すんなりくっつかないです(笑)。

オーバーホール作業の時間見込

こんばんはbici-okadamanです。

今週は1台のオーバーホール作業見込を3日間取っていたのですが、ちょっと前倒しで作業が進められまして今日中に作業が終了しました。天候が良くて作業がはかどりました(笑)。
オーバーホール作業については年々作業が細かくなってきてまして・・・以前よりも作業工数が増えているということも時間がかかる要因ではあるものの、「天候が悪い」って言うのもちょっと困るんです。なんせ天気が良いと部品洗浄後にお日様乾燥させることで乾燥の手間が減るので・・・。

オーバーホール作業では各部品の取り外し・部品の消耗度チェック・洗浄・乾燥・注油・取付・調整・試乗・・・と来て、ポジションの再チェックとバーテープ巻きを済ませて再チェックしてお渡しとなります。どこまで部品をばらしていくか・・・も年々小さい部品までばらすようになってきてますかね。
その時に見つけた消耗品パーツについてはすぐに取外し取付ができるようなものは、後からお伝えしてチェックしてもらってからの交換にする場合と、交換を優先させる場合とあります。

と、言うことで基本的には作業は2日分を見込んで時間をくませていただいています。
金・土・日曜預り~火曜夜以降お渡し
月曜預り~木曜夜以降お渡し
火曜・木曜預り~日曜夜以降お渡し(土曜日の接客対応時間を見込んで1日余分に見込みます)
という感じです。
接客対応の時間も考慮しながらになりますので作業がスムースに進むと早まる可能性もあります。
今後、ディスクロードやDi-2などの電子シフター系のオーバーホール作業も増えてくると予想していますが、基本的には同じくらいの時間を見込んでいます。

オーバーホール費用については
工賃(バイク+ホイール)で15,000円+tax + 消耗部品や交換部品代になります。
なお、ヘッドチェックのみ、ワイヤ交換のみ、チェーン交換のみ、など普段のセルフメンテナンスでできる部分以外を対応させていただく形でも可能です。まずはご相談くださいね。