masaki (bici-okadaman)

2017年12月14日3 分

FELT IA16+R8050(Di2)で組みました

FELT のトライアスロンバイクシリーズ、IA16の入荷からちょっと時間がかかりましたが無事にほぼ完成です。
 

 
ホイールもBOMAプロト(27mm幅)で戦闘力は抜群に仕上がりました。
 

 
テスト&調整がまだこれからではありますがそちらも今日中には。

R8050のアルテグラDI2の基幹部品を組み込みました。
 

 
Di2の組み込みは特にトライアスロンバイクでは有効だと思っています。(eTapも効果的ですがbici-okadamanでは来シーズン以降からになりますね)
 

 
TTバイクはもともと持ち手が2か所、肘を置いて上半身を固定し平地を疾走するTTバーと、コーナーでの操作や登り、加速などを担当するブルホーンバーとに分かれてしまうため、両方にシフトスイッチが欲しいのです。
 

 
TTバーは競技中にもっとも長時間使用しているわけですし、コーナー操作や登りなどの斜度変化、加速時などスピード変化が大きいブルホーンバーを使用している最中の方が使用している時間は少ないのに変速の頻度は多いですし。
 

 
トライアスロン系の人が変速を苦手にされている理由は単に練習時間がすくないということだけでなく、バイク側の事情もあるのですよね。

新型のDi2になってからはより、変速が楽なようにと「シンクロシフト」も組まれています。通常、前と後ろの変速が2つあるために「前」×「後ろ」で変速を考えなければならない状況でしたが、シンクロシフトは機械側に「前の変速」を変えるタイミングを任せてしまいます。操作する側は「重くする」か「軽くする」の変速で済む・・・というわけです。(TTには有効だと思うのですがロードにはどうかな?という気がしないでもないのが現状ですが)
 

 
それらの事情を考えていただいてのDi2化の決断でした。
 

 
IA16をDi2化した事情はもうひとつ・・・このカラーリングだと思うのですけどね(笑)。

この箇所だけにとどまらないのですが、エアロ性能優先にできているので組むためには試行錯誤が・・・(苦笑)。
 

 
ブルホーンバーを一番低い高さにセットするとフロントのブレーキが取り回しが難しい。右前でも左前でもなにかしらの工夫が必要。
 

 
その他、ワイドリム化に伴うリアブレーキの変更なども絡んで時間がかかってしまいました。ブレーキワイヤも何回通したり抜いたりして長さを決めたことやら。

後付けの部品が多くなりましたが無事に週末にはお渡しができる予定になりました。
 

 
エアロ性能は超一級品、その割には軽量性も兼ね備えていると思いますのでミドル~ロングに大いに活躍できるバイクだと思います。

もうひとつ、プチ紹介。
 

 
bycyclogical のGRIPSTER 。金属同士で接触するのを避けるために店前に立て掛けるのに使ってみました。
 

 
シリコンで安定感があるので結構便利です。