masaki (bici-okadaman)

2016年11月14日2 分

R9150デュラエースも受注開始になりました(Di2です)

おはようございますbici-okadamanです。

9100デュラエース(機械式)の入荷に引き続いていよいよDi2仕様のデュラエースも受注が開始されました。クランクレス、ブレーキレスの状態で210,000円前後+taxと言うことのようです。仕様をぎりぎり絞るともう少し安いと言えば安いのですが…。

Di2仕様の今回の最大の目玉は、「シンクロシフト」ですね。
 

 
これまで、機械式であれDi2であれ、右手でリア側の変速操作をし、左手でフロント側の変速操作をすると言う構図でした。自分で考えて「フロントギア×リアギア」の構成を考えて変速する、ということは変わりがなかったのです。
 

 
今回組み込まれた「シンクロシフト」は・・・「シフター側でフロントとリアを一体運用する」と言うことが可能になります。操作する人間側は何も考えずにリア側シフターを「アップ、アップ、アップ・・・」と繰り返せばインナー×ローの一番軽い状態からアウター×トップの一番重い状態まで「変速をしてくれる」ことが可能になる。つまり、「フロント変速を忘れがち」だったライダーにはうってつけの機構が組み込まれるというわけです。
 

 
シンクロシフトのもう一つの恩恵は、「どこでアウター⇔インナーの切り替えをやるか」を悩む必要がなくなるという点でも優れていますよね。メンテナンス側としても「アウター×ロー」「インナー×トップ」の使用が無くなるだろうと言うことで無用なトラブルと摩耗が減るのも歓迎できちゃうのです。

ここまで要らないというライダーでも「シンクロシフト」が「ストレスフリー」を実現するための手助けになる機能が含まれています。
 

 
「セミ・シンクロモード」はフロントとリアはそれぞれ別に操作するものの、フロント操作時にリア変速を1-2段調整することで変速ショックを最小限にするための機能を選択することが可能になります。
 

 
ベテランライダーが当たり前のようにやっているそのようなシンクロシフト・・・ですが、実はベテランでも結構間違えて上げすぎた!足りなかった!と再調整のためのシフトを繰り返しているケースもあり、その点ではDi2の「セミシンクロ」って慣れたらとても使いやすいのでは…。

このあたりの目玉はこれまでの9070、6770&6870で採用されているE-tubeプロジェクトに関連しているものであり部分的な交換で対応ができるかもしれません。ですが、やっぱり9150シリーズの目玉のひとつはリアのシフターも含まれると思うの・・・9150シリーズもどうぞお考えくださいませ。