masaki (bici-okadaman)

2020年1月26日2 分

ROTOR(楕円チェーンリングなら)

先日、ちょこっとチェーンリングが入荷してきまして今ならROTORクランク&チェーンリングがきちんとそろいますよ。ってことで、楕円チェーンリングとROTORのお話。

基本的には「今の楕円チェーンリング」を生み出したのはROTORです。
 
最初は「より重たいギアが踏める魔法のギア!」的な扱いでした。実際は違います。
 
あくまで「ペダリングで消費する筋力や体力の効率が多少良くなるかもしれない」と言う位置づけです。「かもしれない」には個人差があるからですね。だから扱いもだいぶ小さくなりました(苦笑)。
 

 
ですが、元々ペダリングには「出力の波がある」ことは確かです。自転車の構造上エンジンになる部分が上にあって脚を「踏み下ろす」力が最大になります(脚力+体重相当)。対して、上死点・下死点と呼ばれる部分では体重を載せることができませんし、力の入りにくい場所でもありあます。それを補正、と言うか、力を発揮させやすい場所で最大の力を、させにくい場所はうまく力が抜けるようにと言う形で作ったのが楕円チェーンリングなんですよね。僕は運動工学的にも機構的にもお勧めだと思うのです。
 

 
フロント変速にとってはちょっと厄介な形状をしていますので取り付けには慎重さが必要ではありますが、気持ちよくペダリングしたい、うまくペダリングしたいという方にはお勧めです。シマノ×ROTORも可能です。が、ROTOR×ROTORもお勧め。

ちょっと予算は上がってしまいますが、ROTORクランクに取り付けられる「スパイダーアーム式」のパワーメーター(P2M,ROTOR)は構造的にも汎用性と堅牢性を持っていると思います。bici-okadamanではパワーメーターの日本導入初期に入荷しやすかった点もあってPower2Max×ROTORクランクの組み合わせ+必然的にROTORチェーンリングが多かったのです。と、言うことでいまでもこの組み合わせお勧めです。
 
ロングライド、トライアスロン、ロードレースいずれも向いていますのでぜひ。
 

 
今日は20:00営業終了です。