masaki (bici-okadaman)

2020年1月18日3 分

TTポジションは変化する

トライアスロンのポジションを考えるために動画をまた撮影してみました。
 
失敗なのはサドルが少し高すぎなのにそのまま撮影してしまったのですが・・・(笑)。

途中で無理やりセッティングを動かしていますが、あまりやらない方が良いですと言うことも申し添えておきます。やりすぎると素材同士が滑りやすくなってしまうので。
 

 
さて、やっているのはTTバーのセッティング2題。(後半はおまけ)
 

 
Q:前腕はまっすぐ水平にした方が良いか、それとも手側を高くした方が良いか?
 
A:これだけじゃわかりません(笑)。
 

 
どうも最近のトレンドに「前腕の手側を高くする」スタイルがまた登場しているようなんです。これはローラー台でも試してみた方が良いですし、実走でも試してみた方が良いです。
 
今回、ローラー台でテスト動画を撮るためだけにやったのですが
 
・前腕を下げた方が上腕側に力を掛けやすい。(逆も真で上げた方がリラックスしやすい)
 
・前腕を上げた方がサドル位置を後方にとどめやすい(かも)。
 
・パワー計測(平均速度でもOK)しないとどちらが出力がでやすいかわからない
 
真面目に比較してみる価値はありそうです。慣れがあるので前腕を水平にした方に分があるのですが、長い距離になると上半身がきつくならないかはちょっと心配です。
 

 
逆に実走では次のことが気になります。
 
・バイクのコントロール性能はどちらが優位か。
 
・エアロ性能はどう変化するか。
 
いくらパワーが出る、空力が良いフォームであってもコントロールしにくく、コーナーでハンドルを持ち換える頻度が増えてしまっては意味がありません。パワー競争ではなく、速くゴールにたどりついたもの勝ちですからね。コントロール性能は心の余裕にもつながりますので意外と重要なんです。
 
さらにエアロ性能。なぜ前腕を上げるスタイルが見直されてきたのか。上半身(胸やお腹周辺)にエアが当たることを遮られる可能性じゃないかと思うのですがこれは「走ってみないとわかりません」よね。自分の感覚でよくないと感じることがあるかもしれませんし、ある程度条件を揃えれば計測上の差があるかもしれません。これは個人差もあるので「やってみるしかありません」。
 

 
特に継続されているトライアスリートの方には、ぜひ冬場の間に「バイクのポジションやフォームの見直し」をして欲しいなと思うのです。スイム・ランと同じようにバイクも効率の良いフォームがあります。個人差もありますし、スキルによって身に付くものもあります。今はいろいろな測定機器がありますし、動画も簡単に取れる時代です。ランのレストデイなんかで良いのです。夏場に入ってからではフォームを固める暇がないですよ。
 

 
新規にトライアスロンを始めてみたいけどこんなのもやらなきゃなの?
 
・・・いつかはね(笑)。まずは「始めてみようが大事」です、時計は待ってくれないので思いついたらすぐ相談・実行です。