masaki (bici-okadaman)

2019年10月21日2 分

カーボンフレームの修理

長らく修理をお願いしていたカーボンフレームが業者さんのところから帰ってきました。さすがきれいに治していただけました。
 

 
今回はキャリア積載(屋根)をしていてうっかり忘れて障害物に引っ掛けてしまったとのことで「ダウンチューブとシートチューブ両方、それもBB付近へのクラック」・・・正直な話、止めた方が良いのでは…とも思ったのですが、オーナーさんが「後学のために」とのことで修理にだすことを決断してくださいまして業者さんにお願いした次第です。さすがに僕のところではカーボン破損の修理まではできないので外注ということになりますが、どこへお願いしたら良いかを色々と検討はしたんですよ。
 

 
色々と検討もしていただき、こちらでも超音波検査を別途実施するなりして修理となりましたが、さすがに元フレームとの形状変化はでてしまいました。それでもかなり目立たない形、フレームの形状を損なわない形では対応してもらいましたし、その後の塗装もほぼ境目が判別不可能にしていただきました。
 

 
と、言うことで。
 
たぶん、これがbici-okadamanで受付する「修理対応可能なレベルの最大限」かなと思いますのでカーボンフレームでも場所によっては修復可能です。(ただし、元フレームの性能(例えばしなやかさだとか全体の剛性感とか)は変化する可能性もあります。そういったことも含めて愛着あるフレームを蘇らせたいという方はどうぞご相談くださいませ。今回はフレーム全体の超音波診断、修復、再塗装まで含めてほぼフルセットでの対応でした。