masaki (bici-okadaman)

2021年9月2日3 分

シマノの新製品情報について

9月1日1時にシマノからデュラエースDi2(R9200)およびアルテグラDi2(R8100)が発表されましたね。bici-okadamanでも早速のところ問い合わせ並びにご注文ありがとうございます。随時予約を受け付けておりますがほぼほぼ先着順になるのでご容赦ください。
 
正直なところコロナ禍の影響で生産遅れが続いておりまして納期の見込みがいつかは誰にもわかってないのが現状なのが続いております。(以前から続いてますから今後もしばらくは改善見込みが立っていないのが残念なところです)。
 


 
で、今回は電子シフター系であるDi2モデルだけがリア12速化されました。
 
MTBコンポーネントはいわゆるワイヤー系の変速モデルも12速化されているんですが、ロードはワイヤー系は12速化がない?現状では僕もわかりません。
 

 
ポイントになっているのは
 
・12速化された
 
数代前から多段化も食傷気味とはいわれているのですが、やっぱり増えるのは良いことです。耐久性などへの不安も言われてはいるのですが、大差はないと思います。変速速度はだいぶ上がったんだそうで乞うご期待なんですが、一方でギア比テーブルには大幅な変更がなく、「ちょっとワイドになった」「中間1枚がつながるようになった」と言うだけ、11ー30と11-34の2つだけになってしまったスプロケの種類がどうなんでしょうか。これで十分だよってのはまぁわかるのですが。
 

 
・セミワイヤレス化された。
 
ハンドル周りと変速機周りとで分けて無線化されることになり、組立が楽になった・・・と思いたいのですが、コードの取り回し自体は既にそれほど大変な話でもなかったりします。特にフロントディレーラーとリアディレーラー自体は接続しなければならないので作業自体はまだポン付けと言うわけにはいきません。まぁ複雑な取り回しがなくなったのが良いかな?とは思います。
 

 
・ディスクブレーキのパッド間クリアランスの改善
 
ディスクブレーキユーザーの泣き所であった、「パッド間クリアランス狭すぎ問題」が10%程度広げられました。幅にしても1㎜ない程度だと思いますがそれだけ広がれば十分かなーと思います。特にデュラエースのブレーキキャリパーは雰囲気も変わりましたね。ものブロックになって剛性をボルトに頼らなくなったので剛性感は凄いものなんでしょう。
 

 
いよいよ、デュラエース、アルテグラ両方のクランクにパワーメーター込みのモデルも出ましたし、ホイールも併せて新調されました。リムブレーキユーザーもDi2なら12速化できますし、実は価格面でも小幅な上昇でしかなかったようです。(いつのまにかそれだけ高いモデルになっていましたが)ただ、互換性の問題があるのでコンポーネントに関してはある程度「全部」と言う形になると思います。だんだん抜け道が見つけられるようになるとは思いますので、一部だけと言う人は・・・もうちょっと様子を見てねと(笑)。
 

 
デュラエースはすでに予約を受付しております。アルテグラはこれから受付になりますが、店の方では資料も届いてますので受付は先行して進めていきます。