masaki (bici-okadaman)

2020年1月24日2 分

トライアスロンとパワーメーターのお話。

トライアスロンシーズンを前にいろいろとバイクに手を入れさせてもらいました。
 
今回はいろいろ提案させてもらいましたけど、ご自分でポジションも「こうしたい、これがいい」と考えてのカスタマイズになりました。良い選択だったと思います。

で、最後にパワーメーターも。
 

Stages(左側)。手ごろな価格で確実性となるとここへ落ち着くかなーとは思います。
 
パワーメーターだとペダリングバランスや効率を見るタイプへ目が行きがちですが、よほど脚に故障歴がある方でなければそこまで気にする必要はないかと思います。
 
bici-okadamanで他にP2MとROTORをお勧めするのは主にクランク長の変換が可能なことと故障率の問題です。競技やトレーニングの実際的にはこれで十分かと。
 

 
と、今回はトライアスロンとパワーメーターの関係。
 
1枚目の写真を載せたのは「トライアスロンに使うから導入」と言う人が増えてきたから。
 
実際のところ、ロードレースよりもトライアスロンの方が効果大です。
 
「走行中の速度を目安にする」これが一番あてになりません。なぜかと言うといつも走るコースであっても風向・風速の条件が毎回違うから。もちろん心拍計も重要です。自分の感性に従って走る・・・は実際には心拍や息継ぎの様子から判断してますよね。ですが、これは自分が出した「出力」の結果として出てくるものなので、リアルタイムで判断するには遅いケースがあります。例えば「急な上り」。登り初めにムキになってペースを維持しようとして、後半に潰れる・・・と言うのは最初に出力を変えたのに心拍の上昇反応が遅れているからですよね。ペースを随時コントロールする競技なのにそれを無視した結果が潰れたあるいはもっと頑張れたということにつながります。
 
このペース配分を知るためには「普段から自分を知ること」が重要。そのためのパワーメーターなんです。普段どのくらいの出力を出しているのか、どのくらいセーブすれば距離がこなせるのか、ランに足が残せるのか、呼吸に余力があるのか。それを含めてがトライアスロンと言う競技かなーと思うわけです。
 

 
もちろん最初からと言うわけではありませんが、継続して続けるのあれば自分の努力の証として順位(他人任せ)やタイム(その日の環境)に左右されにくい、評価ができるのが今のデジタルデバイス。あくまで自分の中で評価できればいいのです。
 
パワーメーターどうですか?