masaki (bici-okadaman)

2016年12月2日3 分

冬場にこそやって欲しいこと?

ロードバイク・トライアスリートに冬場こそトライしてほしいことの1つに、スキルアップがありますね。
 

 
例えば、シクロクロスやMTBなどのトレイルライドをするってことは不整地での走行スキルアップがオンロードの走行にも役に立つからでもあります。峠の下りが苦手、集団走行で隣の選手がいると曲がることが怖い、細かなバイクコントロールが苦手、路面の段差が怖い・・・etc。例えばサイクリングロードの出口にあるようなポールを抜ける時、余裕があるかないかで通るラインがまったく違います。コーナーが滑りやすいように見える時のライン取り・・・つまり、「スキルアップ」は避けて通れない自転車のトレーニングだと思うのですよ。
 

 
余裕のある冬場こそチャレンジしてほしいのがスキルアップのためのトレーニングなんです。
 

 
だから、シクロクロスやMTBやりましょう!と続くわけですが(笑)。

今回はもっと手軽に気を付けてほしいこと。
 

 
普段ロードを走る時に気を付けていること。

「交差点左折は小回り」
 

 
「交差点右折は中央より内側(反対車線側)へインカットしないこと」

速く走る練習をする必要はなく、適正なスピードで安全に曲がりましょうってことなんですが、意識をしてほしいなと思うことです。
 

 
左折時、特に進行先が狭い道路になると、進入前に「右側に寄る」癖のある人はかなり多いと思います。それまでの走行ラインよりも1~2m右側に出てから左折していくパターンは、自動車でもよく見かけるパターンですね。特にロードレースなど集団走行をする人は止めるように努力しましょう。
 

 
なぜなら普段の癖が絶対にレース中にでますから。コーナー進入手前でコーナーと反対側にハンドルを切っていくライダーを周りのライダーは絶対に信用してくれません。速く抜ける練習をするよりもライン通りに曲がるという練習をするべきだと思います。左折時は内回りの練習が多くなるので「外側にライダーがいる」ことを想定すると良いと思います。
 

 
もうひとつ、右折時も注意してほしいこと。
 

 
今度は交差点中央を踏み越えて右側に入ってしまうことを止めたいです。
 

 
確かに、この方がコーナー曲率が大きくなって楽にコーナーを曲がることができます。が、そもそもが道交法的にどうなの?と言う問題の他に「楽をすることを覚えてしまう」のです。大きく曲がることしか対応ができなくなり、相対的に右コーナーが苦手になるはずです。バイクを寝かすことができないですからね。僕はなるべく自動車の左タイヤが通るラインを意識して曲がるようにしています。
 

 
こちらも「内側にはライダーがいるかもしれない」(本当は車がいます)と言う意識をもつと良いでしょう。
 

 
smrでも気が付いた時にはなるべく声を掛けるようにしています。