エンド交換しましょう。
- masaki (bici-okadaman)
- 2019年12月21日
- 読了時間: 2分
年末まであと1週間ですが、新車のご相談&オーバーホールを始めとする作業は2019年に間に合いますのでいつでもどうぞ。
オーバーホールでお預かりした時にリアの変速機が内側に傾いているのを発見。 リアの変速がずれる、合わないと言うのはこの部品の曲がりが影響しているケースがあります。最悪の場合、ホイールに変速機を巻き込んでしまいますので…。 と、言うことでエンド金具の交換をしました。 エンド金具は工具を使って修正することも可能なので、そうやって対応することもあります。ただ、オーバーホール作業に至るまで1年~2年は繰り返しの力が掛かって歪んでいる可能性があるので、「今後のことを考えて」の交換なんです。 ちなみに僕の学生時代の頃は、年間走行の酷使を考慮して毎年交換、飛行機輪行の突発的トラブルも考えて予備を持つことをしていました。(輪行されるかたは本当にその方式がお勧め)

ちなみに、なぜ修正作業を優先しないかと言うと…。 「作業が意外とアバウト」なんです(苦笑)。 上の写真、シルバーの棒とホイールの隙間を計測してエンドの正規な面を出していくんですが、上下だけじゃなく前後方向でも歪んでいるケースがほとんどで、なかなか一発では治らない。繰り返しゆがみを修正していくので「エンド金具」に曲げる力を掛けることになり、どうしても脆くなってしまうから。修正を何度もしているエンドは作業中にぽきっと折れることもあるしね。 そのため、修正したエンドは「お守り用の予備」として残して置くとして新品に入れ替えた方がお勧めなのです。
右が元々のエンド金具。左が今回使用したエンド金具。 SCOTTは新型のシマノRシリーズリアディレーラー用(R9100、R8000、R7000)のためにダイレクトマウント仕様のエンドが出ています。今回はこちらに交換してホイールの脱着作業をしやすくなりました。こ
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