梅雨時期に多いのか?それともボー・・・以下略なのでなのか? オーバーホール作業、コンポーネント組み換え、ワイヤ交換作業などが立て続けに入っています。 来週も作業がちょっと続く予定ですがレース前やイベント前の作業をご希望の方はお早めにと言うことで・・。
久しぶりに入ってきたのが「STIレバーが動かない」というトラブルでした。
昔はよく悩まされたのですが、ここ最近は減りましたよね。
3世代前のアルテグラ(ST-6600)シリーズです。 発売がもう10年以上前のモデルなのですが、使用頻度がそれほどでもなく、保管状態が良ければまだ現役という人もいます。 保管状態が良すぎて?「久しぶりに乗ってみようと思ったら・・・」と言うことでしたので内部グリースの固化・劣化が原因だろうと考えました。 内部洗浄(と言っても分解できる範囲が決まっているので隙間から・・・なのですが)して、乾燥と注油。 まだラチェット音がしっかりしているようなのでしばらくは使えそうな様子です。 レバーフードのゴム部分は油脂化してドロドロになっていたのでアフターパーツとして出ているものを入荷取り寄せ中。 しかし、すでに販売中止してからかなり長い年月がたっていますので純正でも修理部品が在庫限り・欠品となっているものが少なくないようです。 動く部品であれば今のうちに、一度メンテナンスしておくという選択肢が一番かなと思います。 大雑把にみて3世代ぐらい前の部品はそろそろ今のうちに細かな部品交換を含めてオーバーホール作業しておかれることをお勧め・・・ということになるかなと思います。
今日のもう1台は、全日本選手権行きの1台の部分的オーバーホール作業。 ケーブルの取り回しが厳しく、悪天候続きのトレーニング・レースで変速がすぐにおかしくなってしまうということだったのでした。 整備性の良し悪しが海外で選手を続けるための足枷になってしまってはいけないのですが、フレームのケーブル穴の位置など如何ともしがたい問題があるので今回は「日泉ケーブルSP31」を全面採用することにしました。しばらく国内走るので耐久性の面でもチェックしたいと思いますが、ファーストインプレッションは「ワイヤが抜けているかと思うくらい軽い」とのことなのでどれだけこの性能が持つか期待してみていきたいと思います。
来週は1台新車組立、1台オーバーホール作業という予定が入っていますが、もう少しメンテナンス作業受け付けられると思います。 お早目のご相談よろしくお願いいたします。
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