今週末にかけてオーバーホール作業が1台実施中です。 今日は部品外しから洗浄と乾燥・注油まで。 明日に組付けと調整になります。もともとbici-okadamanで扱いの無いブランドのバイクだったので興味津々なパーツアッセンブリの仕方でした。 面白いなという所が何か所かありました。今後の参考にするかは検討ですね。
ローラー台でのトレーニングが主だと言うことでしたが、実走が多い人のバイクと比べると違いがあります。 実走が多い人のバイクでチェーンオイル等の汚れが付いているバイクの場合、かなり汚れがしつこいです。洗っても洗っても粘土状の汚れが落ちませんし、砂がいつになっても出てくることがあります。 ローラー台が多いバイクはぱっと見でチェーンが黒くなっていても意外とあっさりと汚れが落とせるんですよね。また雨天走行しているということも少ないと推測できるので走行に関わる部品は比較的きれいなままだったりのようです。ところが、ハンドル周り(時にはハンドルそのもの)に「塩」が吹いているのはローラー台トレーニングが多い人の特徴です。例えばステム周りのボルト類。今回は、トップチューブからワイヤ類がフレームに入っていくのでその周辺が真っ白になっていました。また、ブレーキの固定ボルトあたりも塩の影響で動きが渋くなっていましたが・・・油汚れというよりも「トレーニング時の汗」が原因になる汚れが問題になります。 きっと対策はされているだろうなと思うのですが、それでも定期でオーバーホール作業が必要になるだろうとおもいます。
実走とローラー台の汚れる部分はちょっと違うと言うことだけでもちょっと頭に置いておいてもらうと良いかなと。 ちなみに「保管車」も時々持ち込まれることがありますよ。 長期保管していただけなのに乗ろうと思ったら走りが重い、ブレーキやシフトが動かないというトラブル。 カーペットの糸くずや家の中の埃を油が吸い取ってしまうことがあります。「動かない」ので埃をかぶってしまうと言うことですね。 なんだかんだいって、結局は「定期的にオーバーホール作業はしましょう」ということかなと。
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