まもなくFELT IAが入荷してくるだろう?(まだ入荷してません)ということでアルテグラDi2セットの準備を始めました。 完成車仕様でお買い求めいただいたのですがDi2化することになりましたので。メーカー完成車仕様はコンポーネントのグレードによってフレームの色が違っていたりするので、どうしても好みのカラーを優先したい場合があるんですよね…。昔のフレームセット販売ってそういう意味じゃ良かったなぁと思うのですが。
bici-okadamanではDi2(電子シフター)仕様にするのは圧倒的にTTバイク仕様(トライアスロンバイク)が多いです。
ロード仕様では一時期ほどの勢いがなくなってきましたね(苦笑)。面白い仕様でもありますが、今後のトレンドを見るとどうなのかな?という気はします。
ROTORの油圧シフターも面白い取り組みだと思いますし、SRAMがフロントシングルをロードでも取り入れてきています(etapとは相性良さそう)。
TTバイクに取り入れる最大のメリットは「シフターボタンの増設」にあります。
TTバイクは、直線走行時におけるTTバー側とコーナーリングや上り坂・下り坂の走行時におけるブルホーンバー側の2か所にシフターがあることが、タイム上でも安全上でもメリットになります。
ワイヤー式ではTTバイクはTTバー側にしかシフターがないのでコーナー前後での変速は片ハンドル状態になることが多いですし、下り坂ではペダルを回し続けた方が自転車を安定させることができるのですがギア比があっていなければ逆効果ですよね。と、言うことでTTバイクには「安全上としても」Di2をお勧めしているわけでして。
さて、R8050のメカニカル的なポイントはリアのシャドー化(つまりワイヤ式のR8000と同じ構造)が大きいと思います。 よりワイドなギア比を実現し、落車などでのトラブルを回避し、変速の精確さを実現していますよ。 また、より変速ボタンが使いやすく、TTバイクではスマートシフト(フロント・リア変速の一体運用が可能)をメインにすることによりストレス低減を図っていきます。 と、言うことでこれまでTTバイクでワイヤ式をお使いだった方にもアルテグラのDI2化はぜひにお勧めしたいと思います。
Comments