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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

シマノ RD-R9100も良いですよと。

今日は出荷指示を出す日で入荷してくるものがあるわけではないのでちょっとこれまでの中からピックアップと言うことで。 シマノ デュラエースのRD-R9100(¥21,492+tax)、ワイヤ式のリアディレーラーとしては最高峰のモデルです。 これまでbici-okadamanでは費用対効果の点から、どちらかと言うと「アルテグラ系(セカンドモデル)」で十分という認識でモデルをお勧めしてきたのですが、例えば10速モデル→11速モデルと変化すると過去モデルやグレード違いのモデルとの互換性がなくなってしまい、「フルセットで導入」するしかなかったからと言うのも理由の一つとしてあります。 今回のシマノデュラエースに関して言うと、フロントディレーラー、リアディレーラーは共に前モデルである9000シリーズとも、その兄弟たるアルテグラ(6800)、105(5800)とも互換性があると言うことで、部分導入が可能なのがお勧めできる理由です。と、言うことですでにフロントディレーラーについては紹介したのでリアディレーラーの方を。



上が新型のデュラエース(R9100 )、下は旧型になるアルテグラGS(6800)です。 これまでと一つ違うのはリアディレーラーのスイングする位置が後方に下がっています。 それによって上プーリーがトップ~ローへ移動するときの位置が変化することが挙げられます。 大雑把に言えば新型はトップ~ローへ移動しても上プーリーの位置は上下に動くだけ、前後に動きにくいのでスプロケットに巻き付いている角度が増えているんでしょうね。下側の旧型の位置だと前後にも移動してしまうので巻き付き角度が変化する傾向が伺えます。この効果によって駆動伝達力がより増しているように感じます。数値としてみると微妙なところかもしれませんが、乗った瞬間は「軽いな」と思ったくらいです。また、変速のトラブルも巻き付き角の関係からより出にくくなっていることが構造的に言えると思います。 今回はよりワイドスプロケットが使えるように30Tも対応になった点も大きいです。グラベルロードなどでも使えるようになりましたし、なおかつシャドー化によってリアディレーラーが外側へ張り出しがなくなっているので落車損傷の可能性も下がっています。

・・・と、言うことで今回のR9100シリーズ。 部分交換でもかなり効果を発揮してくれていますし、体感できるレベルにあると僕は思います。 フロントディレーラーに比べるとちょっと高いかなとは思うのですが、両方変えちゃうとしてもフルコンポに比べたら・・・とおススメしておきます(笑)。 ところで、アルテグラ系もいつか同じ仕様になるのかな・・・?今回の構造が意外と複雑なのでその辺簡素化しちゃうんでしょうか・・・(しないと思うけど)。

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