JAMIS RENEGADE ELITEをいわゆる「バラ完(自由にパーツを選んでくみ上げる)」で組んでいます。グラベルロードのバラ完は自由度がありすぎて大変です(笑)。
今回はオーナーさんの意向が満載なのですが、成立するかどうか、どのように調整していくかの見極めは組み立て作業中に進めていく部分もありました。いわゆる完成車組であればそんなことはないですけどね。あるいはコンポーネントが統一されている場合とか。 これまで、前3段×後ろ9段を好んでお使いになっていたオーナーさんですが、今回は2×11に落ち着き・・・後ろギアがなんか変なことになっています。
MTB用のスプロケット11-46Tを使いたい!ということなので、ロードバイク規格とMTB規格の互換性のない問題があちこちに発生しました。 ロード用のSTIとMTBのリアディレイラーはそもそもワイヤーの引っ張り量が違うので使えないことは知られていますが、Wolftoothの「Tanpan」を入れて解決。そもそもロード用のホイールにMTBのスプロケットが使えるの?も現物合わせながら解決(だろうなとは思っていたので驚きはしませんでしたが)。そのほかにもちょいちょいと問題が発生しましたがほぼ解決・・・。 さすがに標準的なコンポーネントや完成車コンポーネントに比べると作業工数も多くなり時間をいただいて作業を進めています。 明日には試乗もすませてお渡しの準備ができるかなーと思います。
ちなみにTanpanというパーツ。昔にVブレーキの引き量調整したパーツと造りがそっくりですが、ワイヤの曲がりが自然になっててメーカーが違えど工作精度って上がっているんだなと実感しましたね。 まぁ、このパーツのおかげでケーブルの長さ調整には気を使いまして、リアディレーラーの調整をしたら上の写真のようになってもう1回やり直しとか・・・でしたが(と、いうことでこれは途中の写真です。)
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