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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

チューブラー、クリンチャー、チューブレス

今朝もロードバイクに乗ってきました。 ランニングと違って着地の衝撃がない分だけ、バイクライドの方が早くトレーニング復帰できます。まだ足底筋の痛みは日常生活でもでますが、バイクライドは問題ないようです。(Solestarのおかげでもあります)



最近はチューブレスタイヤを使ってます。 IRC FORMULA PRO Tubeless Lightです。 Formula Pro は3種類のタイヤ(RBCC,RIGTHT,Xguard)を出していますが、日本の舗装路&25Cで走る限りはLightで十分な気がしますね。これ以上の耐パンク性能は僕の場合は求めてません。IRCの中の人に「求めてないので28Cをもっと軽く作ってください」って展示会で要望したら苦笑いしてましたけど・・・。

チューブレスタイヤのメリットは ・リム打ちパンクに対する耐久性 ・バースト時の空気の逃げにくさ がよく言われることですが、太いタイヤになればなるほどメリットは大きいように思いますね。 ・軽量性 構造的にチューブラータイヤに対する「底面」の部分、クリンチャータイヤのチューブがありません。チューブに対応するゴムはタイヤに密着しているのでかなり薄くていいはずです。太いタイヤほどチューブ重量が増えるので効果も増してきます。(リム形状の起因があるのでちょっと極論ではありますが) ・エアボリューム&空気圧からの転がり抵抗 今の転がり抵抗に対する考え方は「空気圧を上げると転がり抵抗が下がる場合がある」と言うことです。理由は衝撃吸収性の悪さに起因します。タイヤが吸収しきれない分は車体と人体が吸収しますが、衝撃吸収がうまくいかないと転がり抵抗に転嫁されてしまいます。 その理由から「エアボリュームは多い方が良い。そして空気圧を下げる余地があるほうが良い」と言うことになります。 タイヤ構造上で同じ径、太さのタイヤを使うとエアボリュームがもっとも少ないのは、たぶんチューブラーです。次にクリンチャー、有利なのはチューブレス。内部にチューブをもつか、チューブ構造をタイヤと一体にしているかの違いなので大きな違いはないですが。 もうひとつ、空気圧を下げて運用しやすいのは「噛みパンク」の問題からクリンチャーが脱落します。(シクロクロスではよりわかりやすく直結しますね) これから考えるとチューブレスはエアボリュームが大きくてかつ空気圧を下げた運用が可能と言う点で転がり抵抗の低減にかけてはベストチョイスだと思うのです。

デメリットの問題で一番大きな「専用リム」について。 こちらも、「チューブレスレディ」の考え方が広まってきて「専用リム」を要求しなくなっています。専用リムテープ+クリンチャーバルブヘッド用チューブレスバルブ+シーラントでほぼ対応可能なようです。 ちょっと自己責任的な部分が必要なんですが、問題点は「エア漏れがあるかどうか」で、「ビードが外れる」と言うのは理屈に合わない点がありまして…。

今後の主流になるかどうかは、作業性の悪さもあってなんとも言えないところではありますが、25C、28C運用の場合はパンクリスクが以前と比べてはるかに減っていますし、元々クリンチャーよりもパンク対策が進んでいるので僕はチューブレスをお勧めしていこうかなと思っています。・・・ちゃんとクリンチャー23Cも取り扱いしていますのでご安心ください(笑

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