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ピストフレーム

執筆者の写真: masaki (bici-okadaman)masaki (bici-okadaman)

塗り替えのオーダーをいただいたピストフレームの組み直しも終了しました。 久しぶりのスチールバイクでヘッド部やBB部の組付けも神経を使いました。 ヘッド部は2000年に入るころにはアヘッドタイプに変わってきていましたし、今ではスチールフレームでもZSと呼ばれる圧入のカートリッジベアリングタイプでフォークコラムが貫通する方が多いです。フォークコラムがネジきりのベアリングが玉押し調整がいるタイプはビンテージ系のスチールフレームでまだ少しあるのですが、憧れるかたは多くてもなかなか挑戦されるかたが少ないです。 BBもねじ切りで「スクエアテーパー」と呼ばれるタイプはビンテージあるいはピストフレームで組むことが稀にあるくらいなんですが、ピストフレームの場合はカートリッジのベアリングで玉押し調整を省略できるタイプで組むことが少ないので・・・とにかく調整で緊張します。 面白いと言えば面白いので、昔は調整職人がいたものでして…。


時々のレストア仕事の依頼もいただいていますし、まだまだこれらの作業の勘も鈍らせるわけにはいきませんね。

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