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ミニベロを生き返らせる。

執筆者の写真: masaki (bici-okadaman)masaki (bici-okadaman)

以前に購入したミニベロがパンクしたまま眠っている・・・とかありませんか? 折畳小径車は持ち運びに便利な反面、走行性能にちょっと難しい点があります。 小径車がゆえに、タイヤの空気圧がすぐに低下してしまう、あるいはパンクが多いということでそのままにしてあるんだよねーって話を時々いただきます。 実はうちにも1台、そのパターンのバイクがあります。 dahon Speed pro。 後ろ3×9速の27段仕様というちょっと変わった小径車。もともと細い20×1.1サイズがついているのでパンク頻発に悩まされた1台です。

今回、家人から依頼をうけたついでにきちんと乗れるように手を加えてみましょうということで計画中です。 ここ最近、小径車のカスタムを依頼があったのですが、こちらからの提案としては ・適正なタイヤ幅に換装する。 細いタイヤは空気圧の管理がとてもシビアで、段差への耐性がないのでお勧めしないです。最低でも1.35~1.6くらいの幅を持たせた方が(速度低下もそれほどでなく)走りやすいです。 ・幅狭ハンドルを避ける。 小径タイヤはハンドリングがふらふらしがち、細いタイヤにすると特にでる。多少余裕を持たせた幅のハンドルがお勧め。 フラットハンドル(一本棒ハンドル)だとハンドルの遠さの調整するのが難しいのでセミドロップか、天地をひっくり返したセミドロップバーがお勧め。ドロップハンドルの場合はグラベル系でも良いかも。(折り畳みの構造と相談しながらですが) ・折り畳みを考慮しながらシフト&ブレーキケーブルをフレームに沿わせて固定。 折り畳みを考慮するとケーブル類が長めになっていることが多いのです。が、結局は折り畳みの際にどこかへ引っ掛けたりしてしまうのでケーブルが傷みやすく、また籠などを取り付けようと思うと邪魔なんですよね。 だいたいこの3点をいれさせてもらっています。 程度にもよりますが、いくつかの部品がしっかりしていれば今の部品と組み合わせて乗りやすく仕上げられると思いますので、「新しいもの!」でなくても相談してみてください。 ・・・これ本当にレストア&カスタムするかわかりませんが。

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