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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ロード系トライアスロン仕様バイク(サドル編)

先日、大井川トライアスロンを終わったIさんのバイクをロード仕様にいったん戻します。

戻し方はこんな感じ。特に重要なのはサドルセッティングと言うことで、シートポスト&サドルはロード用とTT用で別仕立てにして2つ用意してしまいます。 手前がTT用として準備したもので次回はこのセッティングからスタート。後ろ側はロードのポジションで今回はちょっと動かしてしまったので再調整が必要。 こうしておくことで、サドルポジションはそれぞれのスタイルに合わせる時に「サドルの高さだけ気にすればよい」ということになります。 と、言うのがポイント。これができないバイクもちょっとあるんですけどね・・・(苦笑)。

ロードバイクをロードスタイルで乗るポジションと、タイムトライアルスタイルで乗るポジションってかなり違います。 トライアスロンを始める際には基本的にはロードバイクをお勧めしていますが、その理由は「オンロードバイクの基本スタイルだから」ということです。 トライアスロン(TT)ポジションはかなり前乗り・前傾の強いフォームに見えますが、実際にはロードポジションをペダル軸を中心に前転させているようにフォームを作っていることが多いんです。だからまずはロードポジションに慣れましょうって言うことなんですよね。ロードポジションに慣れればTTポジションも同じイメージで走れるように調整するだけです(笑)。 サドルは基本前乗り仕様に持っていくのと、前傾姿勢がサドルに対しては強まるので尿道保護を考えて「先割れ」「双胴(溝付き)」タイプのサドルをお勧めしてます。シートポストも前乗り対応でオフセットは前方に15㎜のタイプとか。メーカーの専用シートポストの場合は前後ろをひっくり返せるタイプがお勧め(ただし2本持ちは正直高価・・・)。

ちなみに、ロードバイクでも本格的にロード&TT運用をやる場合は、 ・サドル&シートポストの2セット持ち ・ハンドルポジションの変更(TTバーのポン付けにはならない) ・シューズの2つ持ち(TT的に走るための工夫) がおススメかな。調整がいちど済ませることができれば準備が良ければよいほど短時間でロードからTTへ、TTからロードへと変更が可能です。

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