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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ワイドタイヤ:ロード新時代のSCOTT(入荷しました)

SCOTT SPEEDSTER10 が入荷してきました。


今期フルモデルチェンジをしてタイヤクリアランスが32CまでOKになったことが最大のトピックスです。(キャリパーブレーキ大丈夫なの?という気はしますが、ちょっと細工次第なんでしょうかね。) ※12/02追記:やっぱり訂正が入りました(12/1夜)。SPEEDSTERの本国モデルにあるディスクは32CまでOKですが、キャリパーモデルは28Cまでだということです。ただ、28Cまで行けますと言っていて25Cを付けているブランドと違って28Cタイヤが装着されています。28Cで積極的に行こうということだと思います。 もともとSCOTTはタイヤクリアランスが広めになっていて、僕が2014年から乗っているADDICTでさえ28Cが装着可能になっています。→これ 完成車モデルではなかなか28Cはチャレンジのいる話で、どこのブランドでも「クロスバイクや初心者用モデル」というイメージから抜け出せていないんですが、SCOTTは積極的に25C~28Cタイヤ(キャリパーブレーキ)、28C~32C(ディスクブレーキ)であることをPRするようになってきています。少なくとも今年モデルチェンジされたロードバイクは今後のタイヤ幅の中心は「さらにワイドになる可能性がある」ということを念頭にフレーム開発がされている必要があると僕は考えています。(キャリパー28C、ディスクは32Cが中心になるかもしれないと予想してますが今後のタイヤ開発次第でしょうね…) 今年出たモデルについてはかなり「タイヤサイズ」にはチェックをしているんですけどね。


ま、それはおいておいて。 カーボンフレーム同様のケーブルのフレーム内蔵工作を持ち、ノーマルなロードフレーム形状でありながら可能な部分にはエアロ処理を施し、通勤ライドやその他ロングツーリングなどで泥除けを装着したいなどの要求にも応え・・・と今のアルミフレームは本当にマルチパーパスです。ロードの性能を失わない部分で様々な要求をこなすタフさが今のアルミロードですよね。

SCOTTは近年SYNCROSと手を組んでオリジナルパーツ群をアッセンブルするようになってきたのですが、ハンドルはオリジナリティを持たせた後ろへ傾斜させるタイプの形状になっています。他のメーカーでもいくつかこの形状があるのですが使ってみると意外としっくりきます。


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