今週後半は新車のお渡しのための組立に時間を使いたいと思っていたので、今日中にオーバーホール作業を終えました。 それ以外の単発のカスタム(と、言うか部品交換)は間に挟んで作業できるのですが、さすがに2台同時で全組立みたいなことはしたくないです。 今回は、いわゆるスチールロードでケーブル系がすべて外装でしたのでそれだけでも時間が短縮~だったのですが、メンテナンスと言うことで洗車をよくやられていた様子でしたので汚れの付着も少なくてその点でも楽でした。洗車が多い場合は注油(グリスアップ)には気を使いますが、動作確認も滑らかでしたので大丈夫でしょう。
さて、単発で交換作業が入るだろう、そのための準備です。
ここ最近では、走力のあるライダー向けに「52×36」→「52×38」を勧めています。 これは元の選手用ギア、53×39に近い考え方のギアです。特にフロント側のギアを1つ軽くしたところで大きな変化があるわけではないですが。 むしろインナーギアを使いやすくしようと言うことですね。インナーギアが34、あるいは36だと 34-12(インナー×トップ2枚目)×90=32km/h ※インナートップはたすきがけ、チェンの弛みなどを考えて避けるのが良いです。 34-12(インナー×トップ2枚目)×90=34km/h までと言う感じです。 インナー38にすると 38-12(インナー×トップ2枚目)×90=38km/h で、ほぼ平坦でもカバーできることになりますね。レース中だとインナー→アウターのギア変更はタイミングが重要です。 登りの最中でするか、平らいなってからするか、下りに入ってからアウターにギア変更するか。 インナーギアを重くしておくと選択肢の自由が増えると僕は思います。 もうひとつ、フロントの変速が確実性を増すということも要因です。 まぁ、レース志向で考えるとと言うことですけどね。重くなった分はリアのスプロケットをワイドにして補うのがよろしいかと。
で、実はもうほとんどその組み合わせってないんですよね…。 インナー-38T、絶滅危惧種です。
댓글