「フロントシングルロード」が小特集として?組まれることが決まったようです。 どんな形になるのかな?まぁ誌面の情報はいまだにインパクトがでかいのではないかと予想しているのですが、まだどのようなタイプに向くのか、利点はどんなことがあるのかがはっきりさせてないので大丈夫かな?と若干心配してますけど(笑)。 フロントシングルはロードバイクの中でも「レース」だったり「グラベルロード」だったりで用途がある程度決まっている人向けであることは確かです。 あれもこれもやりたいということで「ギア比の幅(数)が足りないから駄目だ!」という意見もあれば、技術的な話で「チェーン摩耗が速いから駄目なのでは?」、まぁ「メリットあんの?」という話もあるので一朝一夕には進まないと思いますし、実際に僕も一長一短はあるとは思うのですよ。 ただ、フロントシングルの有効性を知ると、現状のフロントダブルのロードに不満が出てきているのも事実ではあります。 一番の問題は「そんなに高速域のギア比は要らない!」 今の、一般的なロードバイクのギア比はたとえ初心者用やそこまで速度を出さなくていい人向けであっても「50-34/11-28」というギア比ですが、これは一昔前の選手用のギア比よりも重いギア比を持っています。 普段から見ていても、一番重いギアを使っていない人なんてたくさんいます。せっかくのギア枚数も「使わない」ことで無駄にしているというのが今の現状だと思うのですよね。 さらに2×11ギアというのは22速あるという意味ではなく、「11速のギアを2列用意しました」と言うことなので中間のギアはかぶっていて実際には14速程度にしかなっていませんし、並列ギアというのは実際に一番使う中間ギアで「どっちを使うべきか?」という迷いを生じさせる存在でもあります。 そういう意味で、ロードバイクはもっとシンプルにわかりやすく、使いやすくすることができると僕は思うのですけどね。
と、言うことでロードバイクの今後の進化としては「フロントシングル」ということがありうるのではないかなーと僕は思っています。
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