昨日は南アルプスロングライド参加してきました。 11月中旬とは思えない寒さで終始冬ウェアが手放せず、ウィンドベストが大活躍でこのままの恰好で走りました。 みさき耕舎の最終エイドでは日陰の場所が増えてきてかなり冷たい風が吹き、風花が舞っている状況。 風邪をひかないように上半身のアンダーを総入れ替えしてQ36.5のベースレイヤーノースリーブの上にパールイズミのヒートテックアンダーを重ね着して対処。 汗の抜けが早いアンダーを先に着てしまえば体表面は濡れる状況から脱せるだろうということで。下るまえに身体が冷える状況を避けられて楽でした。
今回はこのバイク&装備で走りました。 グラベルバイクをオンロードツーリングで使うという構想は以前にでたロングライド(軽井沢・八ヶ岳)ぐらいから考えていたことなのですが :フレーム素材はあまりきにしない(けどRLT STEELは最高でした) :大制動&コントロールしやすいディスクブレーキ(今回はトラブル回避にほんとうに大活躍) :太くて軽いタイヤ (SOMA サップルヴィテス33Cで243gと言う超軽量タイヤは転がり抵抗の優位さで23,25Cを凌駕) :フロントシングル(変速のストレス軽減で頭がクリアに) :MTB用2ボルトクリートペダル(このコースは歩きもあるし、道中のサポートで歩いたりしますし) :でかいサドルバッグ(冬装備のアンダーは2枚持っておくと長い下りで着替えることが可能、みさき耕舎の下りが快適に) ほぼすべてを実現しています。 RLT9 STEELですが実際にフレーム重量はありますが、ここまで荷物を付けてしまうとフレーム重量差は「割合として」小さいものになってしまいますね。たぶんシクロクロスに出る時は「さすがに重さが・・」とか言い出すかもしれませんが、積載物があるときは増加率が小さくなる重いフレームの方が重心の変動が小さかったりでコントロールしやすいかもしれませんし、スチール独特の伸び感を感じることができる良いフレームだと思います。 もうひとつ、やはりロングライド用途が中心であるなら今後はディスクロードで太いタイヤが装着できるバイクをお勧めしていくことになるだろうと実感しました。ディスクブレーキのメリットは大制動とコントロール性の良さです。大制動のイメージからコントロール性が高いことはあまり理解されていないのですが、どちらかというと一気制動がかかりやすいのはキャリパーブレーキです。ブレーキを握るとじわじわと掛かるとイメージしやすいのはむしろディスクブレーキの方なのが僕の感想です。最終制動はディスクの方が大きいかなと思いますがディスクには最近太いタイヤを付けているのでブレーキに対するグリップ力がはるかに高くて単純比較できません。さらに太いタイヤを装着することが可能な点もディスクブレーキのメリットで、今回の場合33Cなのに28Cなみの軽量タイヤを付けることで転がり抵抗の優位性、グリップ力のアップ、エアボリュームによる耐パンク性の確保を狙いましたが23-25C系のロードにもついて行けるほどの巡行性を持っていましたし、予想通りの性能が発揮できて初心者や初めてのルート、林道系や手入れの良くないひび割れた道などを走るのにはストレスが小さくて「速い」です。速度を求める人にも十分対応できる性能があります。
と、言うことで道中はグループのサポートをしたり景色を楽しんだりとても楽しいライドでした。 今日からまた営業復帰します。
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