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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

合同パーツ展示会行ってきましたvol.1

年に1回、自転車のパーツ関連のメーカーや代理店が一堂に会する展示会がありまして、そちらに行ってきました。取引のある代理店やメーカーさんのものが中心になりますけどちょっとご紹介。取引がないものだけど、今後はちょっと考えるかもってところは掲載しづらいので店頭で紹介します。



で、今回はまずEQUALというメーカーから今春登場してくる変速システムとペダルを。 3月から受注開始になるのですが、「Control Lever」。 これまでのバイクに付けている、シマノやSRAM、カンパニョーロなんでも良いのですが、変速の段数を問わずケーブルで引っ張る方式であればほぼすべてに対応するという触れ込みの変速レバーです。あまり意識していなかったのですが、いわゆる「旧モデル」のバイクを引っ張り出してくるとたとえばシマノの古いSTIレバーなんかだとレバーブラケットのゴム部分の劣化が発生していたりして替え部品がなく、快適に操作するには程遠い状況でしかオーバーホールやレストアができないようになってきてしまいました。 で、手元変速のレバーなら入れ替えができるって、ありがたいですよ。手が触る場所なのでこの部品が快適でないと乗っても楽しくないし、内部が壊れてるままで乗られるケースもまあまぁ出てきていますからね(20~30年前のバイクを動かそうと思うとそれなりに覚悟は必要です)。 実際にどうやって多種多様な変速段数に合わせているのかと思ったら、まさかの「フリクション=変速の位置決め機構がない」と言う仕組みでした。オプションで位置決め機構を装着することも可能なのですが、試験機で動かしてみたら・・・「位置決め機構いらないね(笑)」と言う感じでした。ちょっと慣れは必要なんですが、変速機本体側の変速ショックが位置決め機構代わりに十分なる感じ。初見でも意外と変速がガチャつくこともなく、慣れたら変速の音鳴りが出ない場所にきちんと合わせられるようになるのではと思いました。 特に古いバイクを生き返らせたい方にはお勧めの部品と思います。






で、もう一つがこのペダル。 基本的にはシマノクリート互換でして、シマノタイプのSPD-SL系ペダルと思ってもらっていいのですが、クリート位置調整の幅に独自性があって、他社にはない機能性が売りになります。 ・Qファクター(ペダル両足間の左右幅) ・スタック&カント(ペダルとクリート間の距離、内外の高さ変更) ・前後位置の調整(シューズ&クリートでの前後調整幅で足りない人向けに) ・クリート角度(爪先が前方に対して開く、閉じるなどの調整の足りない人向けに) 他社で言うと、Qファクターは基本的には「軸を交換してくれ」のスタンスなので調整だけで済んでしまうのは利点。スタックとカントに関してはシューズ側の変更にしているのですが、こちらもペダル側に合理的に搭載してます。 メンテナンスも基本的には交換部品がきちんとあって、ベアリングの交換も容易だそうで、部分修理に強いとのこと。とても優秀。 こちらも入荷始まりましたら確保していきたいパーツと思っています。

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