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規格の憂鬱

執筆者の写真: masaki (bici-okadaman)masaki (bici-okadaman)

先日、自転車業界で意味不明なニュースが流れました。 「アメリカの自転車メカニック、BBの規格が多すぎるってことでスト突入」? まぁ、話半分で適当に流していたのですが、自転車の規格って確かに多いし、一向に統一されるってことにならないんですよね。笑うしかないってところなんですが、どこの業界でも同じようなものなんでしょうか。

イメージ図です。

今日からまた1980年後半~90年頃のロードレーサーの再整備に取り掛かりました。一部の部品を取り換えることになりまして、いくつか壁にぶつかっています。一番は「規格の問題」です。今のスポーツ自転車は「規格の乱立」が、おれこそDIYメンテナンスを阻んでいる面もあるのですが、昔のバイクも負けてませんね。上の写真の部品は「JIS」と「ISO(ITA≒ENG)」とあるような部品ですが、フレーム側の規格同士の差は、30.0mm/30.2mmとわずか0.2㎜です…。 別の部品を調べてようやく、「こっちの規格だ!」と当たりをつけられたのですが、迷う要素たっぷりでした。 80年代~90年代は僕はもうすでに競技開始して自分でも整備を開始していたころなので、持ち込み整備でも対応できますよ。とは言え、規格や整備方法をネットでも調べることができる今の時代で良かったなとは思いますね。確認することができますから。

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