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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

2018/12/10 回転練習

冬場に入ったので、smrのトレーニング組ではいわゆる「回転練習」に取り組んでもらっているところです。 オフシーズンだからというわけじゃないですが、レースまでは時間があるのでその間に基礎練習をと言うことですね。

「ケイデンス(ペダリングの1分間で回せる回転数)を100-110前後、できる範囲で高めに」 「速度を上げすぎないように」(落ち着いて)

と言うことを簡単に縛り条件にするならば「インナー固定で」と言うことになります。 smrで走るコースはトレーニング組にとって途中に出てくる登り以外はほぼアウターで走るというメンバーが多いので、いつもと同じスピードまで上げようとするとインナーギアは軽すぎなんですよね(笑)。 力任せ的なペダリングをしているメンバーから千切れていくという予想通りの展開になっています。(これで力関係が変わるということもあまりないです) 強い人は単に踏むパワーがあるだけじゃないんです。きちんと回せる脚もあるということです。むしろ、回せる脚があるからそこにパワーを乗せられるということです。 まぁ、千切れてしまうほど、あるいはムキになって頑張らなきゃならないほどになるとペダリングの基礎練習の方向性から変わってしまうので「速度を上げすぎないように」。 グループとしては3-4人程度で回して走れると良いよねと言うことで、伝えています。

レースでは速度の上げ下げによって、休むとき、頑張るとき、もがくとき・・・などペダリングの性質がかわります。 「脚を回しているけど踏んでいない」、「とりあえず踏む」、「回してかつ踏む」 それぞれ状況によって変えることができます。 ペダリングのスキルを増やすことで、表向きなFTP値などに現れない強さを身に着けられますよ。

と、言うことで、ここ最近は僕個人の練習の時も(時間が取れないので)回転練習を中心にしています。 また機会をみてsmrのグループライド中にやってるトレーニング組やトライアスロン組、ツーリング組などの紹介をしていきたいと思います。 興味のある方はsmrご参加どうぞ。

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