28Cタイヤの時代はくるか?(ロードバイク編)
- masaki (bici-okadaman)
- 2018年1月9日
- 読了時間: 2分
SCOTT SOLACE(妻のバイク:試乗できます)もSUPPLE VITESSE SLで28C化しました。
チューブラーケーシング、いわゆるオープンチューブラーと呼ばれる形式に近いですがクリンチャータイヤです。
23C、28C、33C、~と揃っています。
28Cで205gとこれまで重量を計測した中では一番軽いタイヤです。
トレッドのゴムの厚さなど本当に薄いですよ。

すでにリムブレーキ仕様のロードバイクも完成車仕様はほぼ25C以上で入荷するようになりました。 SCOTTはレースモデル以外は28Cが標準化していますし、ワイドタイヤの波はこれからも続きます。 某メディアで陰謀論?的なことがかいてありましたが、実際は「そのほうが安全だから」に尽きると思います。 ショップ側からしたら・・・。 エアボリュームの増大=パンクリスクの低下、衝撃吸収性の増加 接地面積の増加=グリップレベルの増加 だけでも恩恵大ですよ。安全です。 これまで橋のつなぎ目などで「段差パンク」していた回数は明らかに減少しています。(この10年で21C→23C→25Cと変化しているわけです) 小石を踏んだとか、溝にはまったとか・・・細いタイヤでパンクしていたことがパンクしなくなっているはずです。
ワイドタイヤによる転がり抵抗の低減は例えばポンプメーカーのシリカがホームページで説明をしています。 実際にパリ・ルーベでは30Cのタイヤを使いながら、アベレージ速度が44㎞/hを超えようとしています。 石畳の影響もありながら、平地のレースでもあるとは思いますがとんでもない速度で250㎞超を駆け抜けているんですよね。 通年で28Cを使うかもしれないチームも現われています。 ここは試してみるしかありませんよ(笑)。

以前の28C、32Cの太い「クロスバイク用」タイヤではなく「ロードバイク用」としてのワイドタイヤに今年は期待したいと思っています。
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