BOMAのNEWホイール、TH-W8Wを入荷させました。
価格が150,000円台でコストパフォーマンス重視を狙っていますが、同社のホイールの中では唯一と言っていい特徴のあるホイールです。
以前から要望をだしていたんですが、ようやく「ワイドリム・クリンチャー」カーボンホイールとなりました。 23.5㎜幅と中庸なリム幅ですが25Cタイヤと合わせるにはちょうどいいサイズかなと思います。他メーカーには27㎜幅などというワイドリムもありますが、既存フレームだと嵌らない可能性にびくびくしなければならないこともあり、またBOMAフレーム全般的に25C対応サイズまでが中心なのでこれで良いかなと思います。
これは以前から推していることですが、すでにロードバイクの中心的タイヤ幅サイズは25C、そして28Cを使用しているブランドも出てきました。 これは、「転がり抵抗の軽減」「グリップ力の増大」「衝撃吸収性の向上」の3点で「太いタイヤ」のほうが優位だからです。タイヤの重量などの関係で「加速が鈍い」「もそもそする」と言うことは言われることがありますし、僕も認識しているのですが、これは試乗で近場だけ走ってしまうと余計に感じてしまうことなんですね。なぜなら最初に発進加速をして試してしまうからです。どうしてもじっくりと乗り込んでみないと「巡航性」などの評価ができません。そしてメーカー側も25Cには十分なノウハウが積まれてきましたが、28Cはまだまだこれから・・・ですよね(笑)。
もうひとつワイド化のメリットは横風対策が少しはできること。 風が強い日と言うのはエアロホイールを取り付けるかどうするか迷うのです。向かい風には最大の効果を発揮するはずです。が、横風が吹かれるとホイールでも風を受けてしまい流されてしまいます。 その時に「風をいなす」ためには空力学的に丸みを帯びているほうが優位です。丸みを帯びさせるための幅をとりやすいのがワイドリムのメリットでもあります。
というわけでトライアスロンからロード、ロングライドまで幅広く、そして通期で使用できるコストパフォーマンスなホイールの紹介でした。 さすがに今日の爆風では紹介に迷いますが・・・(w
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