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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

CEEPOのこと(2017展示会より)

こんにちは、bici-okadamanです。 先日のホームページ書き換え事件で過去記事をすべてすっ飛ばしてしまいましたので・・・。 bici-okadamanが取り扱っているブランドについて少しずつ再掲していかないとならないなと言うわけで9月14日にあったCEEPO展示会より。

CEEPOは自他ともに認めるトライアスロン伝道師、田中信行氏が率いる「トライアスロンバイクを専門にしている」と言っていいブランドです。トライアスロンのためにバイクはどうあるべきかを考えて進化してきたCEEPOのバイクラインアップは、他ブランドとまったく違う構成になっています。

まずひとつが、ミドル・ロング(あるいは市民系のショートディスタンス)のトライアスロン向けに用意されたVIPER/KATANA/VENOMという3つの構成。 単純に高級~廉価版と言うくくりでなく、選手の特性やコースの特性を考えて選べますよと言うブランドの姿勢がワクワクします。実際は価格差もあるので理想通りは難しい・・・かもしれませんが、バイク特性を生かした走り方を考える上で参考にはなりますよね。

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今回は大幅なモデルチェンジが無かったものの、Viperについてはメンテナンスや輪行などの輸送リスクを最小限に抑えるためのオーソドックスなフォークモデルを用意するなど、マイナーチェンジモデルが投入されています。


KATANAとVENOMはカラーチェンジが入っています。 VIPER/KATANAについては特にリアのシートステー回りの設計がポイントじゃないでしょうかね。 シートチューブとシートステーの結合点を下げる方法は例えばFELTなどでも見られるようにメジャーな設計方法になっていますが、横部からの投影面積が小さくなる利点があると思われます。シートステー部がホイールの円の中に入ってしまいますからね。横部面積が小さくなれば横風対応が楽になりますし、さらに体の重心から遠い位置が小さくなるとさらに効果増すと思われるのでその点でも良いなと思います。

STINGER/MANBAのロードバイクタイプのトライアスロンバイクは、 ・エリート選手のオリンピックディスタンス向け ・初心者~バイク習熟中、あるいはロードバイクと兼用にしたい人 向けの2つの意味合いがあります。 エリート選手のトライアスロンはバイクは「ほぼ自転車競技(ロード競技)」となりますし、トライアスロンを始めるのにバイクを習熟させるためにはやはり「ロードバイク」の方がやりやすいとは思うのです。だからトライアスロンバイクと言えども下のようなモデルは必要なんですよね。

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将来的にはそれほど大きな不利にならないようにしたい、トライアスロンバイクのポジションに移行したいと言う点をCEEPOは最大限生かすように設計をされています。ドロップハンドルを装着したままでのトライアスロンバイクポジションへの移行にもほぼ対応できるようになっています。

CEEPOの最大の魅力は、「バイク」ではなくて、「トライアスロンをすること」そのもののように思います。CEEPOの規模でハワイ、宮古島、長崎五島、伊良湖、etc.・・・と、出場するCEEPOライダーのサポートに飛び回り、試乗会を実施し、事前の試走などをし、それがすべて田中信行氏と共に回っているブランドなんて他にはありませんよ。そういう意味でも稀有なブランドではありますね。

秋シーズンの間に一度ご来店されて、打ち合わせと試乗会ができる可能性があります。 具体的にまとまるかどうかはスケジュール次第になりますが、CEEPOバイクもよろしくお願いいたします。

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