今日は懸案事項だった、某選手バイクのFELT ARにアルテグラFD-8000を投入しました。
アルテグラFD-8000はある特殊な事情が重なるとFD-6800からの乗換えは必須とお伝えしてます・・・(苦笑)。
その代表格がこのFELT ARシリーズ。
6800シリーズでは、フロントの変速が「かっくん」という形で唐突に変速するようになってしまいます。
明確に理由があって、「FD用のワイヤ穴がフロント変速側に寄り過ぎている」というものです。
〇のところにフロント変速ワイヤー用の穴があるのですが、通常はフレームの中央側(つまりもっと左)にあることが多いのです。 形状優先のARシリーズは変速機の真下に穴があると言っても過言ではなく、ロングアームの6800ではまともに引くことができなかったというのが原因でした。 FD-8000はワイヤがほぼ真下から来ても引っ張ることができる構造になっています。 「フレーム形状に左右されることがなくなった」ということは伊達ではないんです。実際にどのフレームであっても1-2割はレバーが軽くなりますからね。 この部分だけ新型に変えることもお勧めです。本当に効果が高いFDです。
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