1月に書いたこの記事が好調?です。
使用開始から4か月半と言うところなのですが、半年まで待てないので現時点の評価を。 ST-R9000 STIレバーに関しては9000/6800/5800の前シリーズでもそれほど不満がなかったので、R9000でも総合的な評価としては僕の場合は「まぁ良いよね」と言うところかと思います。互換性が前シリーズとあるので交換する必然性が前よりも無いのですよね。 ただ、ブレーキレバーがかなり「八」の字のように外側に開いています。レバーを握り込むときに内側のシフトレバーがハンドルに接触することなく手前に握れるようになったため、ドロップ部でのレバーの握りやすさが向上しているように思います。 実際の所、僕はちょっと特殊な曲がりのハンドルを使用してみたらハンドルとレバーが近すぎて、従来の形状では使えなくなるところでした。
BR-R9100 ブレーキ本体については・・・もともとの握力があるせいなのだとおもうのですがあまりはっきりとした効果はわからず。カーボンホイールにしたときに一時期ブレーキ鳴きに悩まされましたが、シューの高さが減ってきたら収まりました。アルミリムでは何ら問題ないですね。蛇足ですが、28mm幅タイヤがOKになった点は良いのですが、リリースレバーで調整ができなくなった点は元々が正規の使い方でないとは言えちょっと不便(苦笑)。
FD/RD-R9100 FD-R9100については前シリーズ(9000/6800/5800)をお使いの人でもグレードアップ対象としてはもっともおススメです。前シリーズはフレームとの相性が出やすい構造になっていて一部のフレームは「かっくん」とインナー→アウターへの変速ショックが生じます。一部のフレームではまったく起きない現象なので整備する側ではとても困ったのですがR9100に交換したところフレームによって変速レバーのタッチが変化するということが無くなったのはとても助かりました。 また、押し上げ力(インナー→アウター)も向上しているようで、チェーンリングの変速用の爪にきちんと引っ掛けてくれる様子です。 RD-R9100もシャドー化の影響が大きく、走行時のチェーンのかかるフィーリングが向上しています。前後共に言えるのですが、これまでよりもワイヤの緩みの具合がかなり減ったように感じます。
主たる交換部品はそんなところなのですが、とにかく「互換性に問題がでる」パーツが少ないのがポイントです。各パーツともに比較的わかりやすいフィーリングの違いがあることと、改良ポイントがこれまで不具合に感じやすい点もあるのでピンポイントで変更することも実用的にありかなと思います。
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