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ROTOR(ALDHU/VEGAST)新型クランク

  • 執筆者の写真: masaki (bici-okadaman)
    masaki (bici-okadaman)
  • 2018年11月19日
  • 読了時間: 2分

これまでbici-okadamanではROTOR Q-ringsを積極的に推してきたわけですが、今後も継続で行きたいと思います。 ROTORのクランクもとても使いやすいからという理由もありますけどね。

Q-ringsに代表される「楕円ギア」ですが、ペダリングにおける効率的な身体の使い方を考えるととても有効だと思っています。 自転車のペダリング運動は、クランクが3時(反対が9時)方向にある時は、自らの体重をかけやすく、また踏み下ろし動作もあってパワーがかかりやすい位置です。 逆にクランク軸が6時-12時にあるときは体重をかけてもペダルが進む方向と直角の関係にあってパワーを生み出すことができず、いわゆるペダリングスキル(ペダリング中の慣性と踏み込む方向を接線方向にするスキル)を持ってパワーを生み出すので、クランク軸が3時-9時にあるときと6時-12時にある時ではペダリング力は違うのが当然なんですよね。それを機材の力である程度平均化したのが楕円ギアというわけです。 現在の楕円ギアは他社も様々な理論でだしていますが、多かれ少なかれ3時-9時に生み出すトルクが大きく、6時-12時に生み出すトルクが小さくなるように設計されています。(逆に考えると踏み込みにくい6時-12時での反力が小さいのでそれ以降の位置で踏み込みやすくなると言うことですね。) 実際に、これで「脚が回しやすくなった」とか、「ペダリングがしやすくなった」という反応は多いのですが、まぁ魔法がかかるわけではありませんので気持ちの問題もあるかもしれませんが(笑)。 某「シティサイクルに装着したら電動自転車が要らないくらい坂(以下略」というほど宣伝するつもりはありませんが。(構造考えるとまぁ楕円リングと同じようなものかなとは思うのですが)

他社ではより強烈な形のものもありますし、楕円率をいくつも設定しているものもあるんですが、僕がQ-ringsを推す理由は、「バランス」かなと思います。 楕円にすることによるペダリングの違和感、変速のトラブルなどを考えるとクランクも含めて製造しているQ-ringsかなと。

と、言うことで新型です。


これまでは、フロントダブル用、フロントシングル用はクランクの時点で別モノでした(スパイダーアームだけ交換すればできたのですが、単品スパイダーアームが無かった) 新型からはクランク軸にダイレクトに取り付けられるので、フロントシングルもフロントダブルも同じクランクで対応です。 もちろん、今までのクランクでもできたんですけどね。チェーンリングの位置がダブルに合わせてやらざるを得なくてインナー側に寄るか、アウター側に寄るかってパターンもありました。

フロントシングル専用クランクに見えるよね。ちゃんとフロントダブルにもできます。 とってもスマートに見えます。

色々な組み合わせでご提案できます。(シマノクランクからポン付け交換も可能なんです) どうぞご相談くださいませ。

P.S.今日は19時ちょっと前に閉店です。 おいべっさん行ってきます。(雨降らないで~)。

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