おはようございます。朝方は涼しい日が続きます。 9月は2018年向けの取扱い契約など更新が多いので、その紹介も兼ねてアップしていく予定です。 と、言うことでROTOR BIKE COMPONENTS。
楕円チェーンリングの元祖的なブランドになりましたが、他ブランドでも楕円チェーンリングのリリースが増えてきました。
しかし、bici-okadamanは2018年も積極的にROTORを推していく予定です。
なぜならROTORの思想に共感しているからというのが一番の理由です。

楕円チェーンリングのポイントは「効率」にあると言われています。 上死点・下死点でのペダリング踏力はもっとも力をかけやすい3時付近でのペダリング踏力と「同じになること」はクランク構造とライディングフォームの関係上「できない」ということが現実です。 いわゆる「バックを踏む」と言うことは避けることができても上死点・下死点で踏力が小さくなることは普通のことなんですよね。踏力が小さいのにペダル側から伝わる抵抗力は同じ大きさになるので上死点・下死点ではペダリング的には「重く感じる」のが通常の真円チェーンリングになります。実際には推進力に波打ちが発生しやすいということでしょう。Q-Ringsは抵抗力をてこの原理で小さくしておき、上死点・下死点での踏力が小さくなる部分をやりすごそうという考えです。実際には上死点下死点での踏力変化は3時付近に比べるとかなり大きなものでQ-ringsの仮想ギア変化では追いつくものではないんですが、感覚を騙せるかどうか?に掛かっているのではないかと思うのです。 つまり、上級者用のチェーンリングと言うわけでもなく初心者からベテランまで幅広く使ってもらえるのが楕円リングなんですよ。というのが僕がROTORを取扱いから外したくない理由なんです。
また、クランクセットのフレーム装着に対する自由度、コンポーネント主義から外れても使いやすい点(僕の場合は年式をまたいでも引き継いでROTORクランクを使っています)、チェーンリングのギア比の選択の幅の広さもお勧めの理由です。近年、リア11Sのスプロケットはワイド対応になっていて11-28、11-30、11-32と広がっているため、フロント側を1枚にする、あるいはクロスにすると言う使い方もお勧めなんですが組合せが「がちがち」に決まっている他社(50/34、52/36など)にくらべて自由度が高いので僕は52/38の組合せで使っていますし、フロントシングルも準備されていますからね。
ROTOR がリリースしているPOWER METERも使い勝手の点でお勧めです。 クランク長の変更が自由度はないですが、ほぼすべてのフレーム形式に対応していますし、ダイレクトマウントタイプのリアブレーキも問題になりません。
・・・という具合にROTORこれからもプッシュしていきます。
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