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ROTOR Q-RINGS & 3D24 CRANK (入荷に合わせてちょこっと)

  • 執筆者の写真: masaki (bici-okadaman)
    masaki (bici-okadaman)
  • 2016年9月27日
  • 読了時間: 4分

こんにちはbici-okadamanです。

今週末はグランフォンド八ヶ岳なんですが、まだエントリー受付しているそうなんですよ。28日まで受付って近年レイトエントリーが増えてきた状況の中でもかなり珍しいギリギリさですね。今からでも間に合いますよ(笑)。 ちなみに、僕も参加しますので10月1日、2日の両日ともbici-okadamanはお休みとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、表題。

ROTOR 3D24クランク(写真奥)が入荷してきて170mm/172.5mmは即納対応できるようになりました。合わせてQrings(楕円)チェーンリングも常置しています。箱書きじゃないですが、Q-ringsを装着するなら今!ですよ。

ROTORはフロントのチェーンリングを楕円にして「成功を収めた」ほぼ最初のメーカーです。 それ以前には某イギリス自転車誌にはworstと書かれてしまったbiospaceギアと言う楕円チェーンリングがありましたが、そちらは失敗に終わってしまいました。biospaceが失敗してROTORが成功を収め、以降楕円ギアの有効性を謳って国内外のブランドが楕円ギアを展開するようになっていますが、現時点では完成度の点でROTORが一番だと思います。

楕円チェーンリングの理屈は・・・ 1.ペダル位置が0時、6時付近ではフロントの仮想ギア比を実ギア比より小さめにする。 2.ペダル位置が3時(9時)過ぎでは仮想ギア比を実ギア比より大きくする。 3.1~2を連続的に変化させることで仮想ギア比を連続的に変化させる。 ということになります。 (実際は位置を調整することにより仮想ギア比の大小のピーク位置が変化します) と、いうあたりは・・・ROTORのホームページにも絵付きできちんと説明されています(笑)。 大小変化は約10%程度の話なんですがライダーのペダリングも1周回する間にどうしても苦手な領域、得意な領域があるって知っていますか?例えば0時付近(ペダルがクランク軸の直上)付近はペダルを前に進ませなければペダルパワーは生み出せませんが、それを生み出すための力には自らの体重はほぼほぼ利用できません。逆に3時(ペダルがクランク軸に対して前方にある)付近では踏み下ろす位置にあり、自らの脚力+体重が乗るという仕組みになっています。大雑把に見ても同じ力を生み出せるための構造になっていないのがペダリングです。 ペダリングによって慣性が働くため、実際には10%程度の違いを作ってやれば、人間の脳は「均等に踏める」とだますことができる(笑)と、言うのがROTOR Q-ringsの考え方かなと思います。 これによってペダリングが効率化されるようになり、謳い文句としては同じペダリングパワーでも数%心拍が下がる(つまりダメージが数%下がる)というわけです。

僕がまだ小中学生だったころに、これににたbiospaceが実は登場していたんですね。考えの位相が90度ずれていたためにペダリングの違和感だけしか感じなかった・・・というのが真相のようで、うっかり間違って取り付けしていたらもしかしたら・・・と思うわけですが。

長々なってしまいましたが、bici-okadamanではとってもお勧めしています(笑)。 研究所ではないので実際に研究したわけではないですが、ペダリングをしていてスムースにペダリングができるようになる感覚があります。特に0時、6時の付近では真円ギアで重たく感じている人はおススメ度がたかいですし、例えばローラー台に乗っている場合では、その音で効果がでるかどうかも分かるのでご相談ください。

そして、もう一つのおすすめがこの3D24クランクです。 3D24はROTORがラインナップしているもっともベーシックなクランクですが、シマノのクランク軸とサイズ互換があるのでフレームの種類を選ばないメリットがあります。デザイン的にも不変な5アーム形状ですし、各ブランドのチェーンリングと互換性もあるし・・・パワーメーターPowe2maxとも互換性があるのでパワーメーターのインストールがしやすいのもメリットだし・・・(笑)。ROTOR社もパワーメーターを出しているのですが、30mmシャフト径のため一部BB形式のフレームと相性が悪いのがデメリット・・・と言えますね。凄い所もあるのですが。

ROTORについてはレース、ツーリング含めた長期使用によるメリット・デメリット、選択のポイント、ギア比、などなどノウハウも蓄積してきましたのでぜひご相談ください。

 
 
 

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