top of page
  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

グラベルロード始めましょう。

昨日のディスクブレーキロードのところでも挙げましたが、「ディスクブレーキ」がロードバイクに使われるようになって新たなジャンルとして広まりつつあるのが「グラベルロード」です。「なんだよ、日本にこんなきれいな非舗装路なんてないじゃん」という意見もありますが、グラベルロードはそうじゃないと思うんですよ。

グラベルロードの特徴は ・「ロードバイク的である」 似たようなジャンルにシクロクロスがあります。かなり近いのですが、グラベルロードは「巡行性能」に振ったモデル展開をしています。長距離をより速くというロード的な思想はグラベルロードの方が持っているモデルが多いです。 ・「ダートが走れる」「太いタイヤが装着できる」 細いタイヤも使えますが、太いタイヤもOKです。ここがロードバイク(レーサー)と違う点です。太いタイヤは安定感がより高くなりますし、ダートを走る、太いタイヤを使う前提なのでフレームが丈夫です。(多少の重量増は目をつぶりましょう^^;) ・「汎用性が高い」 ここではちょっと絞って書くと、「泥除け」「キャリア」「フレームバッグ」などが装着しやすいと言うことです。それぞれに「ダボ」と呼ばれるねじ穴が用意されていることが多く、また金属製フレームだったり、カーボンでも丈夫な造りになっているのでバッグ類を装着して積載能力を増すことが可能になっています。さらに、積載させた場合、細いタイヤではパンクリスクが増しますが、太いタイヤではパンクリスクを低減させることができるだけでなく走行抵抗が思ったよりも低くならない(走りやすい)ことが挙げられますね。 大雑把に言うとこの3点。 軽量なロードバイクのような加速性はないですが、走り出したらスピードが落ちにくく巡行しやすい特徴を持っていますし、タイヤのサイズはある程度細いタイヤも使えます。加速は落ちるけど平均速度はそれほど悪くならないのです。オンロードで競うことを考えたら専門のロードバイクが良いですが、競う必要のないサイクリングやロングライドには「タイヤを太めにしてゆったり走る」「グラベルはないからオンロードタイヤ」という形で走ることが可能です。←今のエンデュランスロードの考え方。 荷物は積載が可能なので、日帰りだけじゃなくキャンプや宿泊を伴うライドで荷物を背負う必要がありません。とにかく使い勝手の良いバイクなのです。

「太いタイヤがつかえる」は競技以外ではメリットしかありません。細いタイヤから太いタイヤまで自在だから。リムブレーキロードではタイヤ幅の制限を付けざるを得ないです。 ちなみに、ロードバイクよりも安い価格帯にモデルが多いことがもうひとつのお勧めポイントです。競技がないわけではないのですが、それは一部のモデルですし、競技も遊びの延長が多いのでそこまでストイックにしなくてもOKですしね。取扱いの一部をわーっと並べてみましたがだいたい10万円前後から乗り始めることができます。ディスクブレーキロードでありつつ、以前のベーシックなロードに近い価格で乗ることができ、ロードバイクよりもカジュアルに使うことができます。(ヘルメットはなるべく被ろうね) bici-okadamanでは 完成車としては GT / FELT / JAMIS が主力です。 JAMISはグラベルロードの中でも王道的なRENEGADEがお勧めです。 フレーム販売ですが NINER(乗っています) / LAUF / ORBEA / RITCHEY / SOMA FABRICATION / あたりがお勧めです。フレームからだと個性爆発(お好きなように組めますので)ですが、ちょっとお高め(笑)。 とにかく、色々な用途に使えて、オンロードサイクリングはこれでカバーできるし、今後グラベル系イベントも増えていくと予想されていますので食わず嫌いはよしてお勧めですよ!

bottom of page