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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ORBEA展示会(23年向け)

何年振りかで展示会に東京まで行ってきました。 「ORBEA」スペインの名門ブランドと言っても差し支えないかと思います。欧州の中でもトップクラスの規模を持っているのではないでしょうか。21年の東京オリンピックではMTB男子XCOでヴィクトールコレツキーがORBEAで5位(直前まではワールドカップでも調子が良かったですね)。ロードの方は2000年代の活躍が強烈ですが、ほぼ同じ形態のチームで再出発を果たしている「エウスカウテル・エウスカディ」がブエルタ出場まで来ています。現状知る人ぞ知る形になってますが今後の期待と言うことで。 会社の形態としては「モンドラゴン協同組合企業」という組織の一員だそうで・・・そう言うところも掘り下げてみるとちょっと面白いのかなとは思いますがまぁ置いといて(笑。 現在ORBEAは大部分の生産が「スペイン本国」に戻っているそうです。一部の生産もポルトガルだそうで、隣国なので会社の形態に沿っているのかもしれませんが。アジア生産が多かった自転車フレームですが、本国に戻っているのは開発拠点との近さや為替、輸送タイムラグ、コストに左右されにくくすることとも関係してきているかもしれません。 今回の23年向けの展示会では基本的には継続モデルについて用意されるコンポーネントとシステムについての説明でした。来季のモデルは日本向けの枠設定があるようで、現状かなり枠の少ないモデルもあり、6月末までに主要な予約をとのことでした。購入が来年でも予約だけはお願いしますという形です。いくつかは私の方も押える予定にしてますが注目モデルはお早めにと。(先が読めないのでなにとぞ) ロードに関しては ORCA / ORCA AERO 体制は変わらず。MyOのシステムであればカラーオーダーもコンポーネントの一部変更も可能と。 オールマイティなORCAに、エアロ+ロングライド汎用性を持たせたORCA AERO。 ORCA AEROのダウンチューブボックスはロードレース(UCI)での使用不可なんですが、ロングライド時などはツールボックス兼エアロ付加物になります。楽に、速くって言う点では効果大だと思います。 もうひとつは「TERRA」これはアルミモデルのみの展示だったのですが、カーボンモデルもありまして、こちらもロングライドにはもうひとつの最適解かなと思います。最大の武器は軽さとグラベルタイヤの装着が可能なこと。レース使用は置いといて、荷物も最小限でいいけれどコースは未舗装も走りたいし・・・というならお勧めで。

MTBについては 現在、私もORBEAのALMA(XCのリアリジッド)を乗る予定にしていますが、もう少し本格的に乗りたいのであれば?、スペインでも似たような要望は割と多くてXCのフルサスであるOizが売れるよって話でした。この辺は予算とコース選択(登りやアプローチも考えるのか、ゲレンデ中心にするか)を含めて要相談でおはなしできればと思っておりますが。

トライアスロンはレースが再開されている点も含めて来季は本格的に・・・という人もおられようかと思います。今回の展示ではなかったのですが Ordu はとても魅力的なモデルです。MyOでカラーオーダーもできますし、なによりポジションの自由度を高めるためのオプションがきちんとついてきます。シート高さが580㎜~になるので150㎝台ぐらいからOKになると思います。サイズ自由度がとにかく高いのでポジションの不安がないのも魅力。かつ、トップクラスの空力性能とディスクブレーキに合わせた走行性能を楽しめると思います。 23年のグレード構成と価格予想はbici-okadamanの方でご確認くださいませ。

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