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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

格闘しました・・・

今日はオーバーホール作業で掛かり切り。

その内容もフレームに内蔵されているシフトワイヤ用のガイドの掃除と言うのが…。 カーボンフレームになってからシフト・ブレーキワイヤは基本的にフレーム内部に内蔵することがトレンドです。 スチールフレーム、アルミフレームでもそれぞれ内臓処理というのは有ったのですが、特にスチールフレームの内臓処理なんてもうそれは芸術品だったのです。 ほとんどはトップチューブにあるリアブレーキワイヤの内臓処理だけだったのですけどね。アウターワイヤごと通すため、ガイドパイプが入っていて作業自体は楽でした。製作する方が大変だったでしょう。 今はシフト・ブレーキそれぞれ内臓処理も当たり前の技術になりました。カーボンフレームは磁力を通すので内部を通すワイヤを磁石で引っ張ってくると言う手法が一般化されたためでして…。 フレーム内部に当たらないように入口・出口の処理と内部で曲がる箇所(BB下など)のプラスティックガイドさえ作っておけば後は空洞を通っているだけ・・・と言いたいのですが。

今回のフレームはちょっと設計的に古い点があって、内部にわざわざ「インナーワイヤ」が通るガイドを設けてあります。ガイドは取外しが不可なパイプでかなり径が細い。オーバーホール作業ではフレームももちろん洗浄するのですが、このガイド内に走行中の泥や砂が詰まっているのが今回のポイント。どうやって詰まりを解消するべきか・・・で水などで洗浄する案もあったのですが、逆にどうやって乾かすの?で悩んだ挙句、内部径にちょうどあうPTFEチューブで掻き出してみました。まぁ正直このフレーム以外ではあまり見かけないのですが、内臓処理も凝りすぎると逆によくないですね…。

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