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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ZIPPホイール、好評受付中(笑)です。

入荷までもうしばらくお待ちください、と言う形なのですが基本的に受注した分しか注文してませんので…。でも、303S / 303FC / 404FCといずれも「フックレスチューブレス」で受注していますのでここ最近では好調な部類かと。


現在は、僕が303Sを使用中です。(ので、ディスクロードユーザーなら試乗が可能です) 303FCは1つ入荷していて、タイヤ待ち&受注済み。 残りは順次・・・と言う形。 「トレンド」「最新規格」みたいな形でしかなかなか紹介されていない「フックレス」ですが、先日の代理店の紹介では実験結果のみで「なぜ?」が考察されずにちょっと残念なPRになってしまいました。「凹凸路面でフックレスは低圧(4bar以下)で走行していて、タイヤがきちんと衝撃吸収しているね」「通常のフックド(だった旧モデル)と比較しても快適にライドができそうだね」と言う動画なんですが、前提条件がきちんと説明されているとは言い難く、「空気圧を下げれば良いんでしょ?」と言う話になってしまったのです。 フックレスチューブレスのポイントは 「きれいな路面でも低圧にセットすることが可能になり、そのままの空気圧で凹凸路面をこなすことができる」と言うことに尽きるかと思います。現代の「ワイドタイヤ化(28Cや30Cのレース用タイヤの登場)」とも共通する話なのですが、凹凸路面で太いタイヤ、低圧化をするのは凹凸によってバイクが撥ねることを防ぐことによる路面(転がり)抵抗の軽減を狙っています。高圧にしてバイクが上下に振動してしまうと「走行エネルギーが振動エネルギーに転換(上下移動の位置エネルギーと考えても良さそう)されてしまう」ので速度低下が発生すると思われます。きれいな路面と凹凸路面は実走行上はランダムに登場しますから走行途中で空気圧を調整することができません。 そこで 「ワイド化」・・・エアボリュームを増やして耐パンクリスクを下げる 「フックレス化」・・・???? と言う話になると思われます。 「フックレス化がなぜ低圧化につながるか?」 ここがきちんと説明できないと今後のトレンドにも影響すると思うのですが…。あまりきちんと説明されてないですね。たぶんですが、低圧化しても走りが重くならない「タイヤサイド部の剛性」にフックレスが重要な役割をしていますよ(仮説がありますが、それは個人の見解なのでここではパス)。 実際のところ、フックドチューブレスとフックレスチューブレスの「通常路面の空気圧、あるいは推奨空気圧」は約1~1.5bar程度、フックレス側の方が低圧になります。通常路面でも路面抵抗の差がでず、凹凸路面で差が出るという傾向になるわけです。 現状では、フックレスチューブレスは「指定のチューブレス系タイヤしか対応不可」「チューブ利用はパンク対応などの一部に限定」と言う理由から、パンク対応を重視する、あるいは年間の走行距離が短い(走行間隔が空く)方には不向きなので万人向けではありませんが、条件が合うかたにはお勧めなホイールです。

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