ここのところ、フロントシングル向けにあれこれ発信していましたらとあるオファーがありましたので…。 すでにNINERのほうはSRAM RIVAL1でフロントシングル仕様にしていますが、SCOTT ADDICTのほうもフロントシングル化することになりました。
上のFDなしを…。
下のバイクにも導入してみることになりました。
今回は少し期間限定になります。 提供を受けるギアが楕円チェーンリングでないので「楕円チェーンリング愛用中」の僕はちょっとそこが残念(笑)と言うことで。 僕が今回テストをするの後述の理由からなんですが、問題なければそのあと、真円ユーザーで興味津々のお客様がレース本番でも使えるかの継続テストをしてくれることになりそうです。
今回のテスト理由はシマノのリアディレーラーでも行けるの?というところが大きいです。 フロントシングルは実はもともとテストをしたことがありまして「チェーンがフロント側で脱落しやすい」という問題を解消できませんでした。 結局フロントディレーラーを脱線防止ガイドにしてなんとか使えるようにした経緯があります。 それを解消したのがチェーンリングの「ナローワイド」という歯なのですが、実はリアのディレーラーにももうひとつ解消に欠かせないものがあるんですよね。 それがリアディレーラーの「スプリングテンション」でSRAM 1×系は2×系と別の専用のリアディレーラーを持っているんです。 シマノはロードで1×用を出していないので2×用でそのままいけるか?が実験していないので疑問なのです。
その話をしていたところ、じゃぁテストしてみてくださいと思っていただけたのか?のオファーなんですよね。 僕個人としてはロードのフロントシングル化はレース現場でもありだと思っていますし、特にトライアスロンやTTバイクでは有効だと思っています。 トライアスロンの場合、発売されているロードギア比が適正なギア比になる人はかなり少ないと思っています。もっとトップが低いギア比で良いはずです。(使わないギアが入っている) そしてどこで変速がはじまるかわからないFDのシンクロシフトがカットできるのもメリットです。シンクロシフトは入れたほうがいいのですが) これがうまくいくようならTTバイクのDi2勢にとっては福音ですよ。 かなり余分な出費が抑えられて、なおかつシンクロシフトのわずらわしさから解放されます。
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