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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

FOIL DISC 1か月半。

景色に溶け込んでしまうSCOTT FOIL DISC 1か月ちょっとです。 ペダルもシマノにしてしまったので余計に・・・(苦笑)。時々インプレッションアゲテいきたいと思います。  (2019/02/12)

28Cタイヤ×ディスク×スルーアクスルの効果。

19年モデルでは唯一と言っていい、ロードレースモデルでの「28Cタイヤ推し」のSCOTTですが、ワールドツアーチームは手堅く25Cを使っていますのでどうかなーと思ったところです。結論ですが、そこそこ体重のあるライダー(僕で70㎏)は「変えなくていい!」です。 28Cタイヤは転がり抵抗が小さいは実感できます。 リムブレーキモデルではホイールの重さに振られる感覚があるので少し薄まるのですが、スルーアクスル効果は大きい。と、言うかディスクブレーキとスルーアクスルによる脚の部分(フォーク、チェーンステーやシートステー)の剛性アップはやっているんでしょうね。車で言う「足回りがしっかりした」印象があるので、タイヤはソフトなほうが乗りやすいです。太いタイヤの方がグリップも稼げるし、衝撃吸収性は飛躍的に高くなる(フレームで吸収するより大きい)し、で28Cでいいじゃん!という感じ。太いタイヤの方が走りに集中もできるのでより効果的です。(そのうち、わざと細くして25Cのタイヤでもテストしてみます) ちなみに足回りが強化されたことで、多少重量的に不利なホイールでも登りのデメリットにはあまり感じにくいです。距離が長い淡々とした登りが少し苦手な可能性はあります。(が、まだ試してないです)

エアロフレームの効果

エアロ性能については評価がもともと高いので、「良いはずだ!」ぐらいです。速度が変化しているかどうかについては測定条件が違うのと「人体が受ける風の影響の方が大きい」と言うことを考慮すると・・・(苦笑)。 ただ、FOILはADDICT RCに比べてホイールベースが長く設計されていて、そちらの効果の方が感じられるかもしれません。操作に気を使うことが相対的に減ってペダリングに集中しやすいかなという印象です。瞬間的な速さや登りの速さは重量不利もあるかもしれませんが、まぁ数値で表すのは難しいでしょうね。むしろ印象の問題の方が大きいです。 もうひとつFOILの利点。 「ブレーキ油圧ケーブルシステムが完全内蔵化されてない!」 市民レーサー系の人には大きな問題な気がします・・・。 完全内蔵化してしまうといろいろ問題があります。 ブレーキの油圧ラインを外すことなく、 ・ステム長さが交換可能? ・ハンドルコラムスペーサー(ハンドル高さ調整)は交換可能? ・ハンドル交換をすることが可能? 大まかに言って3つの問題がクリアできるのか? FOIL DISCがなってなくてむしろ助かった・・・(笑)。 今のエアロロードが目指す、完全内蔵化のハンドルシステムはまだ一工夫が必要なのかなーと現時点では思います。それなら無理して入れなくても良いか?って感じですね。今後どうなるんでしょう。オーソドックス(外装)な方法は残ると思いますが…。

ディスクロード、一般的にはお勧めです。

一般的にディスクロードはどうなの?って言うのはまたの機会に時々書いていきたいと思います。

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