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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ROTORの注文いただきましたよとギア比の話。

今日は長年のお付き合いのあるトライアスリートの方(もう30年・・・)から「楕円!」の注文をいただきました。 ROTORの在庫が代理店側にも少なくて、他のブランドにしようかと思いましたが50×36の組合せでなんとかひとつ在庫にて確保できました。よかった…。

僕がROTOR推しなのは、現時点の楕円チェーンリング理論の立役者はROTORだと思うからです。 踏み込む位置に合わせて仮想ギア比を上げ、上死点下死点の出力を得にくい位置は仮想ギア比を下げて、間を流れるように変化させて繋げるという思想はROTORが一般に広めた部分もあるかなと。より過激な思想だったO’symetricもありますし、他ブランドも色々と理論に肉付けや独自の理論作って商品化をしているとは思うのです。それはそれで良いんですけどね。(否定するほどではないかと)

ちなみに今回は50×36、コンパクトドライブ仕様の核ともいえる16丁差を実現する34Tは止めました。 フロントのギア比歯数を近づけると斜度や風向きによってはインナーでもアウターでも走ることが可能な場所が増えてきます。増えることに意味があって例えば少しずつ斜度が増えていくなーと言う道であれば「早めにインナーに落として準備しておく」ということが可能です。斜度が増えてきてからでないとインナーが使えないと言う状況は変速しにくいこともありますし、リア変速のロー側は歯数差が離れている箇所でもあるので「中間のギアが欲しい」と言う状況も増えてしまいますしね。登りから下りに変わる状況でも同様なことが言えて、「しっかりと下りに入ってからアウターギアに移すことができる」ことで、変速時に無駄な体力を使わなくて済むんですよね。その分フロント側の変速回数も増やせますしね。 インナーギアが少し重くなった分、インナーロー側でギアが足りなくなったらリアのスプロケット交換で対応です。たぶん影響しないと思いますが(笑)。 この手法、どうしてもリアのスプロケットが「大きくなる」ので見た目の問題で嫌われます…。

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