いよいよSCOTTもハイエンド系は「すべてディスクブレーキ宣言」をした第1弾のADDICT RCです。ディスクブレーキとしては3世代目くらいにはなる?と思いますが・・・すべてにおいて更新されたのを感じる1台です。 ※SCOTT JAPANが紹介のために立ち寄ってくれました。
SCOTT ADDICT RC10 (R9120モデル)
今回は、オールラウンダーバージョンのADDICT RCがフルモデルチェンジ。 FOILじゃないんだ?と思ったんですが、ディスクブレーキ専用化にあたってFOILがベースに来ているようなデザインになったようです。見た感じもFOILに似ているし。全方位と言う意味では平地も登りも対応できるし良い進化ではないかと思いますが。フレームのパイプ形状ひとつひとつはこれまでのFOILの形状によく似ていますしそれでいながら重量軽減を果たしていること、さらにほぼ全てのモデルがプロ仕様のHMXカーボンモデルになっているのもこれまでにはないことですし。 このMサイズ状態で7.8㎏(R8020系?でも7.9㎏)。28C+チューブド(クリンチャー)で軽量級でもないホイールを使用していますので軽さでもリムブレーキに比べて重いという印象はなくなりますね。持った瞬間に、「軽いわ~」とは思いました確かに(自分のバイクと言う比較対象がありますから)。
ポジション変更という意味で大注目だったハンドル・ステム回りの構造も見せていただきました。現状ではもっとも進んだシステムの1つです。 ケーブルフル内蔵(Di2も機械式変速も)でありつつ、ステム交換やハンドル高さの変更がケーブルを外すことなく可能であること。さらに、ハンドルの切れ角に制限がほぼないこと。が、キーポイント。たしかにこの2つを達成するのは難しいなと思います。この点はいくつかのブランドで起きている現状もお聞きしました。
SCOTTの美点と思っているワイドタイヤの対応化(標準が28C)とFOILでちょっと気になっていたシートポストの固定方法などを含めてロードレーサー的な実用度は抜群の出来になったかなと思います。コスト的にはちょっと高め?なSCOTTですが、ぜひぜひお勧めです。
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