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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

selle italia の環境配慮型サドル出ました。

selle italia からGREEN-TECH 100% SUSTAINABLE と謳った環境配慮な新モデルが登場しました。環境配慮型の新工場を稼働させ、接着剤を不使用とのこと。自転車はもともと環境負荷効率の良い乗り物ではありますが、これからどんどん製品や製造工程にも目を向けていく時代が到来するのでしょう。まずは、エントリーモデルからとのことで、 「MODEL X GREEN SUPERFLOW」(税込7,700円)です。

いわゆるサドル本来の性能の面では、元々の形状はNOVUS EVO BOOST superflow と同じと思われます。ベースのモデルは上位モデルまで揃っていますから軽量なものも多いですが、こちらは重量がちょっとあります。そこが気になるほどでなければ万人にお勧めできるかなとは思いますね。同価格帯ならほぼ同じ重量ですし。 この形状は「ショートサドル」と呼ばれるタイプですが、ショートサドルにも2タイプあって、 ①先端側の形状をそのままに短くしたもの(先端が細く見えるもの) ②先端側は「切り落とし」てしまって、丸め形状にしたもの(先端幅はわりと広め) に分かれます。①の方がモデルがわりと多く、selle italia でもSLR/FLITEは①のように見えますが、NOVUS/MODEL Xは②のほうで、先端側も広いです。ただ、②は「切り落とし」ているだけなので、これまでのサドルと比較して同じ部分で幅が太いと言うわけじゃないんですよね。つまり、サドル上で前後に移動が多いタイプの人は個人的には②の方がお勧めだと考えています。①は前後移動が少ないタイプの人向けかなと。 先にも言いましたが、②のタイプのサドルは各メーカーあまり多くはないんです。 もっと特殊なISM ADAMOだったり、トライアスロン系の一部のメーカーでも見られるのですが、前乗りする場所でもある程度幅があったほうが座面が広く取れて接触圧がさげられると僕は思います。 そんなわけで、エントリーモデルと言うには「えーこんなにするの?」って思うかもしれませんが完成車サドルから1ランク良いモデル使ってみようかなって人にちょっとお勧めです。

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