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  • 執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

WOLFTOOTH ロードリンク

フロントシングル化に向けては本来いくつかののセットをトータルでセッティングしないと最大効果を発揮しない可能性があります。 例えば今あるフロント2枚のチェーンリングの1枚を外して、フロントディレーラーを外してできるようになるかといわれると「できません」。 これは実際に経験済みなんですが、フロント変速がある用のチェーンリングの歯はそれ専用に「変速しやすい≒チェーンが脱落しやすい」ようにできています。フロントディレーラーを外してみたら、もうえらいことになりました(苦笑)。フロントシングルは1枚歯専用のチェーンリングが用意されるようになったからフロントディレーラーやチェーンガイドを使わなくてもできるようになったんですね。

さて、現時点でシマノ製品には「フロントシングル専用」がありません。 フロントシングルにするためには「リアをワイドに」する必要もあります。シマノ製品のキャパシティより大きなギアを付ける必要もあるのです。 デュラエース(R9100 )のリアの最大歯は30Tですが、僕の計算では32~36Tというさらに大きなギア比が必要になるケースがありました。 と、言うことで。 WOLFTOOTHからはこういうパーツが出ています。 ロードリンク。


こうやって使います。 リアエンドの延長パーツと考えてもらえば良いかな。 構造上あまりエンド部品が丈夫でないと向かないかもしれません・・・が、リア側のギアをより「大きい=軽い」ものにしたい場合には有効なパーツだと思います。 つまりフロントシングル以外でも有効な手ではありますよ。

最も余裕のなかった32T(キャパシティ外)でもきちんと余裕をもって対応することができるようになりました。 ただ、実戦投入していないので、今のところはとりあえず「ベンチテストは上手く行きました」というところです。 ※WOLFTOOTHは本来はR9100シリーズにはロードリンクではなく、別部品を投入するように言っています。そちらは後日入荷するのでとりあえず動作確認が主なんですが、こんな感じになりますよと言うことで。

シマノは本来はフロントシングルの考え方をしていないのでどうしても難しい部分が出てきますが、サードパーティ製品の工夫で完璧とは言えなくても使えるレベルにはなりそうかなと。 フロントシングル化はこれ以外にも対処の方法がありますのでご相談くださいませ。

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