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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

タイヤ劣化のポイント(走行距離が少なくても起こりうる場所)

クロスバイクのタイヤ取替えをしました。 「サイドウォール部が擦れて穴が開いたようになっている」とお聞きしていたので予想はついていましたが、案の定・・・でした。走行距離が少なくても起こりうるタイヤ劣化による取替事例ということになりますね。

これは例えば、ブレーキシューがタイヤに擦れているとか、石に擦ったということではないです。経年劣化(時間が経っていわゆる風化した)とか、空気圧による膨張、日焼けによるUVなどの原因が大きいです。とくにこの「スキンサイド」と呼ばれているタイヤ全体を黒いゴムで覆っていないタイプで起こりやすい現象です。走行によって接地部が摩耗してのタイヤ交換だとなんとなく「良く乗ったなぁ」で済むのですが、接地部ではないのでなんとなく、「まだ乗れるかな?」と言う気分になりがちなんですよね。この現象が起きると、内部のタイヤチューブが外へ飛び出して来て、石などでカットしやすくなる、つまりパンクしやすさがけた違いにふえてしまうので気を付けてください。

この「スキンサイド」と呼ばれるタイヤの魅力はサイド部をゴムで覆わない分だけの軽量性と柔軟性にあるのではないかと思いますが、一方で「ビンテージっぽい」「雰囲気」もあることはわかります。わかっているんですが・・・良く乗るひとで、タイヤ交換をいとわないひとは良いですよ。耐久性を考えたらやはり黒タイヤの方をお勧めします。

まぁそんなわけで、メーカーさんにはこのタイヤでクロスバイク仕様は止めた方が・・・と言いたい所です(苦笑)。クロスバイクの使用目的から考えて、やはり走行性能よりも耐久性に重きを置いてほしいです。ましてやデザインてきな要件は・・・。

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